【小説新人賞】Webで応募してみた時の話
目安:約2400文字
小説新人賞応募の話は
備忘録として以前にも↓このような記事でまとめています
この時は郵送での応募ということで
小説を書いて印刷して郵送するまでの手順(?)を
ざっくりとまとめました
その時、おことわりとして
「Web応募は未経験なのでここでは触れていない」的な
前提文を書いているのですが
先日ついにWeb応募というのを経験しましたので
今回はその備忘録を残そうと思います。
【前提】賞(出版社)の用意した応募フォームからの送信です
さて
実際に本文データを印刷して
紙原稿を郵送する以外の応募方法としては
1.データをメール添付する
2.データを収めた記録媒体を郵送する
3.賞(出版社)独自の応募フォームに添付する
4.小説公開サイトなどで賞をタグ付けする
などがあると思います。
今回は3の方法になります。
ちなみに4の方法としては
小説公開サイト(カクヨム、ノベマ!他多数)
などで小説を公開する際に
そのサイトが行っているコンテストのタグをつけることで
応募意思表明をするという手順が主流のようです。
タグ付けして公開するだけなので
気軽に応募できる印象ですね。
noteでも同じような形式を見かけると思います。
1.そのコンテストの応募規約をくまなく読む
「どの新人賞に応募したらいいのか」
というのは、以前の記事でも触れいます
なのでここでは割愛しますが
まず自分が応募する予定の作品を
どの新人賞に送ればよいかを決めます。
決まったらその新人賞の応募規約を
くまなく読んで正しく理解します。
・どんな作品が対象になっているか
・原稿枚数と、フォーマットの決まりなど
・応募方法はWebか郵送か、両方か
・それぞれの送付方法、決まり、締切日など。
・Webなら特に締切のタイミング!締切時刻もチェック。
・必ず注意点、留意点のような項目があるのでそこも抜かりなく!
etc…
今回はWeb応募をするので
その際の決まり事などもあります
・対応しているファイル種類について
・送信可能なファイルサイズ
・ファイルサイズ超過の際の対処方法
(使用可能なオンラインストレージサービスなど)
・ファイル名をつける際の注意点
などがあります
郵送応募よりも若干手軽に感じるWeb応募ですが
勢いでポチっとしてしまわないで
しっかり応募規約を読み、理解します。
意外と確認事項は多いと思います。
2.応募作品を完成させる
当然ですが
応募作品を完成させないと応募できないので
応募規約をきちんと読んで
必要な文書を準備します
コンテストによって様々ですが
基本的には
・作品の本文
・梗概
・プロフィール
これらの3つがセットになっているケースが多いです。
今回応募したコンテストでは
応募フォームの中にプロフィール入力画面があったので
準備したのは本文と梗概の2つだけでした。
3.データを整える
前回の応募の際
郵送という手段を選択したのは
初めての応募は紙でしてみたかった
ということの他に
文字化けなどのアクシデントが怖かった
というのもありました。
そもそもWordのデータ送付に慣れていなかった
ということもあって
いろいろ分かっていなかったわけです。
文字化けについては
その後ペーパーバック版で本を出版した経験から
PDFにすれば問題なさそうだな
という事がわかったので
今回はPDFで送付しようと決めました。
Wordをお持ちの方であれば
PDFに変換するのは簡単なので
この方法が安全なのかなと思います。
ファイル>名前を付けて保存
として、その際
ファイルの種類→PDF(*.pdf)を選択
これでPDFに変換したデータファイルが作成できます。
その他、Web上でPDFに変換できるサービスもあります。
というわけで
今回の2つのファイル(本文と梗概)は
この方法でPDFに変換して整えました。
コンテストによっては
応募フォームに複数のデータファイルを添付することが
可能なものもありますが
今回のコンテストでは1つしか添付できませんでした
とはいえ送付データは2つあります。
フォーム内の注意書きによると
対応データ種類の中に
「ZIP」というものがありました
これは圧縮フォルダなので
ここに複数のデータをまとめて
圧縮することができます
このフォルダはデスクトップ上で
右クリック→新規作成→圧縮(zip形式)フォルダー
を選択して作ることができます
というわけで
先ほど整えたPDFファイル2つを
zipフォルダーに格納して
送付データの完成です
これが指定されたサイズを超えなければ
無事応募フォームに添付することができます
4.これからのスタンダード
今回は400字詰め換算316枚程の量で
梗概と合わせても
ZIPのデータサイズは2MB以下でした。
この備忘録を参考にしていただけたら嬉しいです。
小説家というと
昔は原稿用紙と万年筆みたいなイメージで
最近はパソコンとか
若い世代だとスマホや音声入力など
スタイルが著しく変化してきているのかな
という印象です。
そういう自分はというと
若くはないですが
(ついでに言うとまだプロの小説家でもないですが)
スマホで書いてパソコンでまとめるという感じなので
外出先でも移動中でも執筆可能です。
電車の中でスマホで執筆していていても
ただスマホ見てる人って感じで
そのギャップが面白いですね。
応募方法もそれに合わせて
変わってきているのかなと思います。
敢えて「手書きの原稿は不可」と書かれていたり
(※手書き原稿が可能な賞もあります)
Web応募が増えてきたのもそうです。
そのうち「郵送不可」なんていう
時代も来るかもしれません。
やりたいことをやるために立ちはだかる
ちょっと苦手な項目でも
目標達成するために調べて
世の中に順応していく
というのも必要なんだなと感じました。
デジタル化はその最たるものですね。
アナログ人間だけど、がんばっています(笑)
まぁ、世の中キーワードさえあれば
何でも検索できる時代ですから。
この備忘録が
「小説新人賞」「Web応募」などの
キーワード検索に引っかかり
誰かのお役に立てたとしたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとう
ではではまたまた
梅本龍