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米山隆一氏の思考のヤバさ

立憲民主党で出馬し、今回の衆院選でも見事小選挙区で当選を果たした新潟4区選出の米山隆一氏は、以前からSNS上で多くの国民と揉めることで有名だ。

何が気に入らないのか、SNS上では相手が誰であろうと直ぐにブロックして自身の発言を見られなくすることでも知られていて、その点、自民党の河野太郎氏と極めてその思想において酷似している。国会議員は公職であり有権者から民主主義で選ばれた国家公務員なのだが、SNSは個人の情報発信のツールだし、そもそも自分と意見が違ったり、コメント内容が気に入らなければブロックする権利があるとの一方的な言い分で、手当たり次第にブロックしているようだ。

米山隆一氏の気持ち悪さの元凶になっているもう一つの点は、自分がブロックしている相手を他のアカウントで盗み見ているということだ。その点についても、どうやら、複数のアカウントを作ることも、また他のアカウントで誰かを盗み見ることもSNS上のルールで認められていることであり、またそれも個人の権利であり、おかしいことではないと主張していることだろう。

米山氏にこれをされた側は、気持ち悪いと感じるのは、感想としては当たり前のことだろう。米山氏が自身の行動に正当性を主張するなら、その相手となった人(恐らく数千単位のSNSユーザー)も米山氏に対して同様の行動に出ても、別におかしなことではないことになる。前述の河野太郎氏についても同じで、公職者が有権者をブロックしてしまうこと自体、誰のお金で飯を食ってるんだ?という疑問と共に、政治家なんだから政策なり他党批判なり自らの主義主張や論争の中身を有権者に見せない、あるいは有権者の知る権利を妨害することは、如何なものかと思う。

その米山氏が、現在は国民民主党の「103万円の壁」について、イチャモンをつけているようなのだ。

一見、税収と減税の関係を算数で説明していて正しいように見えるが、米山氏は、所得制限を国が行なっているという事実を無視している。「103万円の壁」がもっと働いて収入を得たい人の意欲を減退させている事実を取り上げず、国が税金で集めて再配分すれば、より確実に消費が行われると考えており、「103万円の壁」を取り去っても、国民は現在以上に働かないと考えているのだ。

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