倉沢良弦

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  • 倉沢良弦「ニュースの裏側」

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    ニュースの話題に触れます。 『ニュースの裏側』に取り上げたニュースについても書きます。

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    政治・経済・時事ネタを中心に、その背景のを考察し、独自の視点で解説します。 こちらのマガジンを購入いただけば、全ての記事をお読みいただくことができます。

最近の記事

解散総選挙はいつ?

石破内閣が「死に体」状態に陥っている。 党内融和、党内結束をいくら打ち出したところで、石破茂に責任論をぶつける議員の声は、馬耳東風なのか、お構いなしで勝手なことを言い続けている。 彼は戦後最短の自民党政権となることだけは、なんとしても避けたいと考えているし、そもそも今回の自民党大惨敗の責任は、自分には無いと考えている。これが石破茂という男の本性であって、真に改革派だと言うなら、今、自民党に必要なものは何か?に耳を傾けるべきだ。改革派だと嘯(うそぶ)いて有権者を世論誘導した

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    • 松ちゃん

      松ちゃん、おかえり。 文春は擁護派も否定派も色々いるが、日本には言論の自由があるので、両方いていい。 文春とて、所詮は金儲けなので、世間が騒ぐ記事を書いてるだけの話。ただ、嘘はいけない。文春に限らず、大手メディアの多くは、事実だけ報じればいいものを、事実を歪曲したり、有る事無い事を記事にしたりテレビは一方的に言いたい放題にニュースを報じる。 国民の多くは、いい加減、オールドメディアのいい加減さに気づいてはいるが、自分の生活に直接関わりがないことに騒ぐ人はいない。特に芸能

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      • 2024大統領選総括

        日本もアメリカも、投票率が高くなれば、リベラル政党(アメリカであれば民主党)の勝率が高くなることは歴史が証明している。 ところが、今回の大統領選の結果は、共和党候補のトランプ大統領の勝利で終わった。しかも、カマラ・ハリス候補陣営が、票の再集計を求めないくらい、当初予測とは違う形で圧勝劇となった。 特に民主党陣営が期待をしていたヒスパニック系の投票で、異例とも言える結果をもたらした。 これは11月7日時点での集計だが、移民問題と国内経済問題が今回の焦点だったと言えるだろう

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        • トランプ嫌いのマスコミ

          その理由は皆目、分からないのだが、トランプ大統領は随分、マスコミに嫌われているようだ。 日本経済新聞の社説は、マスコミ特有の傲慢さの表れかのような言葉が並ぶ。 『大統領の在職中に2回の弾劾訴追を受け、退任後も複数の罪状で刑事訴追や有罪評決を受けた人物が、なぜこれほどの支持を得ているのか。底流に深刻な分断があるのは言うまでもない。自分の好みの情報だけに取り囲まれ、異論を排除する。デジタル空間を中心にこんな環境が浸透し、トランプ氏の一方的な主張がまかり通る土壌となっている。

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          第二次トランプ政権に足りないもの

          第二次トランプ政権の誕生日本時間11月6日午後、日本の識者と言われる人々の予想はことごとくハズレて、トランプ大統領が誕生した。 意識高い系リベラルな識者は、単に自分の願望を述べていたに過ぎず、現実は残酷にも彼らの願いを断ち切ってしまった。曰く、これで世界はより一層、混迷の時代に突入するとお通夜状態だ。 世界のリーダーであるアメリカがリベラル政権を経て自国第一主義に回帰することで、ウクライナ支援もイスラエル支援も行われなくなり、親中政権が誕生することで中国が台湾侵攻するのを

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          第二次トランプ政権に足りないもの

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          国民が好きな政治家って?

          結局、国会議員は国民から人気を得ていないと、法案も政策もへったくれもない。まず国会議員に当選できないし、当選しても有権者が話を聞いてくれない。 人が人を選ぶと言う行為は、選挙の大原則であり、その一例が「オラが村の議員サマ」で、自分たちの仲間から国を動かす議員が出てくることの誇りとなり、その意識が小選挙区の固定票へと繋がる。日々の生活に追われる国民にとって、選挙で難しい政策を言われても、よく分からない。よく分からないし、演説で聞いた時は納得したとしても、直ぐに忘れてしまう。

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          「103万円の壁」が無くなると最低賃金1,500円が実現する

          勿論、配偶者控除などの仕組みがある為、即座に最低賃金1,500円が実現するわけではない。しかし、今のままの税制だと、日本人はどんどん、働かなくなってしまう。勤勉な日本人が働かなくなることの方が、実は日本社会にとっては、大いに問題なのだ。 この税理士氏の指摘によれば、今の「103万円の壁」を維持することは、子供を扶養に入れている親の負担が増えることになることを説明している。勿論、税理士氏が言うように、全ての家庭がこの数字のままになることはないが、しかし、子供を扶養に入れている

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          米山隆一氏の思考のヤバさ

          立憲民主党で出馬し、今回の衆院選でも見事小選挙区で当選を果たした新潟4区選出の米山隆一氏は、以前からSNS上で多くの国民と揉めることで有名だ。 何が気に入らないのか、SNS上では相手が誰であろうと直ぐにブロックして自身の発言を見られなくすることでも知られていて、その点、自民党の河野太郎氏と極めてその思想において酷似している。国会議員は公職であり有権者から民主主義で選ばれた国家公務員なのだが、SNSは個人の情報発信のツールだし、そもそも自分と意見が違ったり、コメント内容が気に

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          政権交代できない理由とは?

          国民の意識との乖離朝日新聞に、誠に残酷な記事が出ていた。 国民民主党が与党と協議するのに賛成の人が実に63%に上ったのだ。逆に立憲民主党を含む野党と協議すべきというのは23%にとどまっている。 これは、端的に言って、国民民主党の政策は与党との協議を重ねなければ実現不可能という意味だろう。少なくとも国民はそう思っているということだ。 この結果は、立憲民主党などアテにならんという意味も含む。というのも、国民が疲れ果てているのは、政治的イデオロギーばかりを推し進める立憲民主党

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          消費税をゼロにしてはいけない理由

          国民民主党が公約として掲げてきた基礎控除額の見直しによる手取り額を増やす政策について、いかにも、税収が減ることが問題だと、財務省のブリーフィングを信じる人々が、国民民主党案に反対している。 そして、基礎控除の見直しや、配偶者控除の見直しより、手っ取り早いのは消費税減税だろ?と、誠に短絡的な主張をする人が出てきて、びっくりしている。 私は消費税廃止には絶対反対の立場をとっている。その理由はいくつかあるが、最も重要な点は、消費税を無くしてしまうことは、人々の労働意欲を低下させ

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          報奨金800万円

          八田輿一はこのまま逃げ切るのだろうか? 2022年に大分県で轢き逃げ事件を起こし、重要指名手配犯となっている八田與一は、多くの情報提供がなされているにも関わらず、未だ逃げ続けている。 道路交通法上の轢き逃げは控訴時効が7年であることから、遺族は時効の無い殺人事件に切り替え、八田を追い詰めるよう、署名運動を行っている。 この事件が注目されている背景には、民間からの報奨金が高額に設定されていることもあるが、道交法上の轢き逃げ事件として控訴時効が成立してしまうと、逃げ得になる

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          立憲民主党議員、雑感

          SNSで情報発信してる立憲民主党議員の言ってることを読んでいると、立憲民主党は戸惑いの中にいると思えてならない。 いずれの議員も、国民民主党人気に比べ、立憲民主党人気が上がらないことに焦っているのか、結果的に50議席上積みしたんだから、今回の衆院選は勝利したと考えているのだろうか?

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          立憲民主党議員、雑感

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          日本の原理主義と衰退する宗教政治

          先鋭化する社会結論を先に言うと、日本共産党と社民党と公明党は同じ政党である。 いや、正確に言うと同類の政党である。 3党ともに信者に支えられていて、その点、何も相違点はない。これは多くの有権者が同意してくれるだろうと思う。 本来、宗教に支えられている政党は、革命思想を打ち出し、原理主義化し、先鋭化することで次第に別の団体との確執が起き、どちらか一方か、或いは双方、消えてなくなる。当初の共産主義革命思想や人間革命思想や社会主義革命思想はどこへやら。いつしか存立危機に屁理屈

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          首班指名前夜

          自民党このままだと、自民党は来年の参院選も負けることが目に見えている。 衆院選で大幅に議席を減らした原因を他人になすりつけたい石破茂は、執拗に総理の座に居座ろうとする。そして、未だ、来たる臨時国会で自分は首班指名を受けられ、結果的に石破政権は延命すると信じているのだ。 今の石破茂は、自民党を立て直すのは自分だと一人で思い込んでいるので、首班指名後の内閣改造に気持ちは移っているだろう。自民党内の粛清は、旧安倍派議員と不記載問題に関わった議員の非公認、小泉進次郎選対委員長の辞

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          首班指名前夜

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          立憲民主党が負けた理由とは何か?

          今の立憲民主党で政権は獲れない理由今回の衆院選で漁夫の利と言えば、立憲民主党だろう。議席を伸ばしたのは事実なのだが、では立憲民主党が勝ったと言えるのか?と言われれば、私は自民党と共に立憲民主党も敗者であると考えている。 それは何故か? ひたすら自民党批判を繰り返すことを党是としてきた立憲民主党は、親和性の強い石破茂自民党になったことによって、千載一遇のチャンスを得て、議席を伸ばすことに成功した。立憲民主党の政策が有権者に受け入れられたのではなく、ただ、石破茂自民党への落胆

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          何故、れいわ新選組は躍進出来なかったか?

          負けてないと思っている石破茂立憲民主党を筆頭に、野党が躍進した今回の衆院選だったが、総括すれば自民党の自滅の一言に尽きる。 政治資金規正法上の不記載問題について、石破茂は対象の議員の非公認、党籍剥奪等、厳しい処分を課し、自民党離れを防ぐため躍起となった。しかし、巷間指摘されているように、無党派層が自民党に三行半を下した結果となった。加えて、自民党支持層からも、支持を得られなかったのが結果的に56議席を野党に譲る結果を産んだ。 一方で、議席を減らしたことによる将来的な設計図

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          何故、れいわ新選組は躍進出来なかったか?

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