不倫報道

玉木雄一郎代表の不倫報道は、玉木代表の脇の甘さ以外、何ものでもない。

衆院選後、議席を大幅に伸ばし、国民目線の政策が注目を浴びる中、不倫相手と会ってれば、週刊誌がマークするのも当然だ。というか、そもそも有名人は芸能人だろうが政治家だろうが、ほぼマークされていると思って間違いない。

ただ、週刊誌が記事にするには、タイミングが重要であり、その意味で玉木代表の不倫報道は出るべくして出たと思っていいだろう。そもそも不倫してる芸能人も政治家も他人には知られてないと思うのは大きな間違い。一番怪しいのは、不倫してる相手だ。今回の玉木代表の相手のグラドルが週刊誌にリークしたとは考えにくいが、しかし、不倫をしておきながら自分の保身で別れ話を持ち出せば、相手によっては不倫の情報をリークするケースは、大いにあり得る。

つまり、いくら美人で話が合い、酒の勢いなどで男女の関係になったとしても、その関係を続ければ、別れ話自体も出来なくなって、今回のような報道に発展することは目に見えている。有名になるとはそういうことであり、ましてや税金から給料を貰う立場は公人なのだから、いくら性欲が強くても、厳に慎まなけれいけないだろう。報道が出てからでは遅い。

幸いにしてというか、玉木代表の場合、党内からのバッシングも抑え込んだようだし、何より、報道直後の謝罪会見で、事態を一刻も早く収束させることが出来るだろう。仮に首班指名で玉木代表が選出された後などになれば、目も当てられない事態になっていただろう。最悪は議員辞職まで行きかねない。

玉木代表は、夫人から大激怒され、今という時の大切さを懇々と説教されたようだが、つまり、玉木代表のご夫人の方が、よっぽど政局に敏感だったということだろう。他人の家庭の問題なので、つべこべ言うことも出来ないが、兎も角、これで玉木代表は生涯、女房殿には頭が上がらなくなる。まあ、人間味があると言えばあるので、これはこれで玉木代表の政治家人生のピリッと唐辛子の効いたエッセンスになるだろう。私は、この一件で、玉木代表が一段、大物に近づく予感を感じないでもない。