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進化論の思い込み3選

こんにちは!
新米クリスチャンのリョウです。

このブログは、全くのノンクリスチャンだったボクが、
クリスチャンとして導かれ、その中で見たもの感じたことなどを
気ままに書き綴っていこうかと思っています。

不定期更新ですので、たまに覗いてみてください。

今回は、以前書いた進化論と創造論について、もうちょっと深堀りしてみたいと思います。

前回創造論について書いた時は、進化論と創造論
どちらが正しいかについては、あまり触れずに、
どちらかというと進化論的世界観によって、人生の迷路に入ってしまっていた、というようなお話をしました。

今回は、少し違った視点のお話です。

進化論者だったボクが勘違いしていた、進化論の思い込みについてのお話です。

進化論か創造論か、どちらが正しいかを検証する前に、実際の【事実】に基づいて、
ちょっとした思い込みを一旦取り外して、まっさらな状態で進化論、創造論について考えてもらうきっかけになればと思います。

すでにクリスチャンの方も、頭の整理と思ってお付き合いください。

今回は代表的なものを3つ取り上げてみました。
それでは、ボクが以前考えていた勘違いについて、ひとつずつ見ていきましょう!


地層と化石が語る歴史

まず、一般的に信じられている地球の年齢「46億年」ですが、その根拠の1つとして“地層”があるとおもいます。

少しずつ塵が積もり積もって地層になっているから、その地層をみれば年代がわかる、ということです。

クリスチャン以外ほとんどの人が疑うことなく、地層は地球の歴史を語ると思われています。

実はボクが住む地域は、地質学的に面白い地域で、地質学者が数名住んでいます。
ボクも仲良くさせてもらっていて、色々地質の面白い話を聞きます。

ボクは聖書から歴史を学んでいるので、進化論者である地質学者の方々とは、歴史の捉え方は違います。
しかし、彼らが何年もかけて学んできた地質学の知識を、否定する気にはなれません。
むしろ尊敬していますし、色々教えてもらっています。

もし彼らが神様を知って、さらにその知識を活かしたら、とんでもない証明が出来るんじゃないかとワクワクしています。

話を戻しますが、地質学者はこう言います。
「この地層は何万年もかけてこの山を作った」とか、
「この岩は、パプワニューギニアあたりの地層が何万年もかけて海底を進んで圧縮されてここにあるんだよ」とか。
壮大なロマンを感じますよね。
そして、純粋な知的好奇心で質問を繰り返していくと
「でも、もしそうなら、この地形がここにあるのが説明できないんだよね」
というような壁が必ず出てきます。

そして、その先は「たぶんこうなんじゃないかなぁ」という予想に落ち着きます。(しかも確信のある予想ではなく、わからないなりに予想した感じです)

他にも地質学の歴史についても話を聞きました。
(メモしていたわけではないので、ほとんど細かい内容は忘れてしまいました)
「◯◯年まで、△△という説が信じられていたけど、何年か前の発見で、それまでの地質学が全て覆ったんだよね。1つの発見で、全部が変わるようなことはよく起きるから、今後もそういうことはたくさんあると思う」と言った話でした。

そういった話を聞いていると、やはり神様抜きで考えると、どうしても説明出来ないことや、わからないこと、矛盾点が出てきてしまうんだなぁ、などと考えたりします。

さて、学者が言うように、何万年も何億年も少しずつ塵が積もって地層になったり、少しずつプレートが動いてゆっくり山や地形が形成されたというのは果たして本当でしょうか?
その地層や形状をみれば、おおよその年代がわかるというのは科学的な決定的事実なのでしょうか。

ボクらは、つい最近地形が一瞬で変わる事件を目の当たりにしました。
2024年1月1日に起こった、能登半島地震です。

あの地震によって、たった1分間で地盤が4mも隆起しました。
広さにすると東京ドーム約94個分の土地が、せり上がったのです。
しかもたった1分で。

これは地球史上初めてのことなのでしょうか?

1980年5月18日に大噴火をした、セント・ヘレンズ山という山があります。
調べてもらえばすぐにわかると思うので、結論だけ言います。
この噴火によって、最高122メートルもの地層が堆積しました。
何億、何万年とかかって出来るはずの地面の層が、わずかな時間で出来たのです。

そして、多くの地質学者は、地球上に見られるグランド・キャニオンのような峡谷は、河川もしくは他の自然の要因によって、長い年月をかけて少しずつ浸食された結果であると説明します。
しかし、セント・ヘレンズ山は、この見解とは異なり、たった数時間で峡谷を形成しました。

果たして、本当に地層は歴史を語っているのでしょうか?
それとも、たまたま偶然、セント・ヘレンズ山と能登半島地震の2回だけ例外が起きただけなのでしょうか?

さらに面白いことに、このセント・ヘレンズ山の噴火による度重なる土石流によって、周辺の木が「たった10年」で化石になりました。

ここにも思い込みがありました。

「いくら創造論とはいえ、化石は何万年もかかって出来上がるんだから、聖書の記述と年代があわないよ!」
こんな風に考えていたのですが、
そもそも化石は、条件が揃えば10年程度で作られるのです。

ハンマーとかサンダルの足跡の化石を見たことはないでしょうか?
他にも車のキーや、ネジの化石なんかもあります。
あれはオーパーツでも何でもないんですね。
化石が作られるのに、何万年もかからないとわかると、真相は明らかです。

「でも、石油はどうなんだ? プランクトンの死骸が何万年もかけて出来たのが石油じゃないのか!」
と思われる方もいるかも知れません。
しかし化石どころか、石油に至っては、条件さえ揃えばわずか30分で出来ることがわかっています。

地層や化石、石油は、必ずしも何万年もかけて作られているわけではない。

それを知るだけでも、多くの思い込みを外すことが出来るかも知れません。

類人猿はどうなのか?

では、次に別の視点から見ていきましょう。

進化論では、猿から人に進化していった事になっています。
(実際にはダーウィンは人が猿から進化したとは言っていません。共通の祖先がいるはずだ、といっただけです…)

ダーウィンの進化論の矛盾点のひとつに、
進化の途中の移行型・中間型の生き物がいまだ“ひとつも”見つかっていないということがあります。
もし、ダーウィンの進化論が正しければ、ひとつやふたつではなく、無数のおびただしい数の移行型・中間型の生き物がいなくてはならなくなります。
しかし、何億という化石が出土しているのにも関わらず、移行型・中間型の化石は、いまだ“ひとつも”見つかっていないんです。

そこで、
「そんなこと言うなら、類人猿や原人はいったいなんなんだ!」
と、そんな疑問がでてくると思います。

猿から徐々に人に進化していく絵を誰しもが見たことがあると思います。

こんな感じのやつです


こういったイメージ画は1965年人類学者であるF.Clark Howelによって出版された「Early Man」の中で初めて発表されたものです。
このイメージ画について作者であるHowel氏自身、ある種から直接、次の種へ進化することを表現したイラストを解釈することについて警告し、「僕たちはこのなかのどれか1種とも直接関係しているわけではありません」と指摘しています。

でも、この本は凄く売れて、イメージ画だけが一人歩きしたんですね。

さて、もう少し深堀していきます。
まず、「アウストラロピテクス」から見ていきます。
学校で習いましたよね?
猿に少し人間っぽい要素が入った感じの類人猿です。

このあたりのやつです

これは、猿と人類の中間種ではなく、DNAを調べた結果「完全に猿」であることが分かっています。
単なる絶滅した猿の一種です。

では、ジャワ原人はどうなんでしょうか?
ピテカントロプスとも言いますね。いわゆる原始人です。

これは、猿と人間の骨を組み合わせた物だと言われています。
勘違いなのか捏造なのかは分かりませんが、実際にはいなかったのです。
100%確実に嘘なのか? と言われると、同じ地層に人間の骨があったり、頭蓋骨と大腿骨の発見場所が14mも離れていたりと、状況証拠は色々と揃ってはいるのですが、それでも100%いなかったと断言できるような確固たる証拠については、調べきれませんでした。
発見した方はずっと捏造を否定して亡くなっていますし…。

なので、敢えて、ジャワ原人の存在は本当だったとしましょう。
捏造ではなく、本当に人間っぽい猿がいたと。
しかし分子生物学によると、「ジャワ原人は絶滅していて、今の人類と何の関わりもない」事が判明しました。

つまり、捏造されているか、もしくは捏造されていなくて本当に存在していたとしても、人類とは全く別の生き物だった、という事です。
なので、ジャワ原人は人類の中間種ではないというのが確定的な事実なのです。
ちなみに北京原人も人と猿の骨から造られたものです。細かい証拠は省きますが、ジャワ原人と同じです。

では、ネアンデルタール人はどうでしょう?
発見された当初、かなり人に近いが、前かがみなので猿人とされていました。しかしこれは単に関節炎を患った老人の骨であり、完全な人間でした。
その後、複数見つかった骨も全部直立歩行していました。

その後DNA解析が行われるのですが、最初はミトコンドリアDNAを調べて、「今の人類とは全然違う!」とされていました。
しかしその後技術が進み、核ゲノムが読めるようになると、我々人類のDNAの中にもネアンデルタール人のDNAが入っていることがわかりました。
それで、ネアンデルタール人と現代人(ホモサピエンス)は交配していた、ということがわかりました。

人類のルーツについての研究は、今後更に定説が覆されていく分野だと思いますし、実際そう言われています。
しかし現在ハッキリわかっていることは、ネアンデルタール人は人類の祖先ではないということです。

では、絶滅した別の人類なのか? という疑問がありますが、日本を見てみると少し理解できると思います。

現代の日本人は、縄文人と弥生人という二つの人種が混ざっていると言われますね。
鎌倉時代前までは、縄文人と呼ばれる人種は、普通に日本にいました。平安時代くらいまで、日本は多種多様な人種がいた国だったようです。
それが時間と共に交配によって次第にならされていったわけですね。

つまり、聖書でいえば、アダムの子どもたちは今よりずっとDNAの特徴が色濃く強い個性を持っていたが、交配を重ねていくうちに、均一化していって現在の人類のようになっていったということです。

置き換えるとわかりやすいです。
例えば、プードルとチワワは、同じ犬ですが特徴がかなり違いますよね?
その2種類の犬の化石があったとして、チワワの祖先がプードル…とはならないですね?
祖先は同じです。狼の様な犬です。
それが、枝分かれしてプードルとチワワになるわけです。
人間も犬と同じように考えると分かりやすいです。

アダムの遺伝子が、枝分かれしていくうちに、プードルとチワワの様に多様な人種になっていったわけですね。
人間で言うとネアンデルタール人や縄文人のように。

そして違う犬種でも交配は出来ます。
雑種と呼ばれてしまいますが、交配を続けていけば、そのうちならされて同じような犬になってきます。
そうやって、縄文人と弥生人は次第にならされて今の日本人になったわけです。
ネアンデルタール人と現代人(ホモサピエンス)も同じです。
つまり、本当は人種なんてものはありません。みんなアダムの子孫です。
聖書は何の矛盾もなく、人類の祖先について語っています。

ついでにクロマニョン人についても言っておくと、これも人間です。もっというと現代の人類です。

類人猿の存在についてまとめましたが、そもそも論をお話しすると、
仮に、万が一こういった類人猿が本当だったとしても、進化論の説明にはなり得ません。
無数のおびただしい数の化石が出て、且つ、原始の人類と今の人類の進化のグラデーションが出ないと、おかしいんです。
現代人の骨よりも多く、中間種(類人猿)の化石がでないと矛盾しているんです。
おびただしい数の類人猿の化石が出ていないというこの1点だけで、
すでに進化論は破綻しています。

なので、そういった観点からみても、人類の進化の絵に事実はひとつもないと言わざるを得ません。

放射性炭素年代測定法について

地層や化石が、短い時間でも出来ることはわかった。
人類の進化が、猿じゃないかもしれないというのも理解した。
でも、最新のテクノロジーで年代をはかると、何億年前とか、何万年前と出てくるのは、どういうことなのか!?

これも、ボクが思っていたことです。

この最新のテクノロジーと思われる測定法は、放射性同位元素による年代測定法と呼ばれるものです。
地球が46億年というのは、この放射性同位元素による年代測定法が根拠となっています。

そもそも放射性同位元素による年代測定法は、どうやって年代を測るのか? というと、細かく説明すると長文になってしまうので、ものすごくシンプルに説明しますね。

岩や化石などの中にある特定の分子は、ある一定期間で壊れていくことがわかっています。ということは、今の岩の中に残っている分子を見れば、逆算して、その岩が出来た時期がわかるはずだ、
というものです。

砂時計を考えてもらえたら、わかりやすいです。今どのくらい砂が落ちてるか正確にわかれば、逆算して何分前から砂時計をひっくり返したかがわかる、みたいなことです。

1番有名なのが、炭素14法というもので、炭素の中でも珍しい、炭素14という分子があって、それは一定の期間に一定の確率で窒素に変わるので、それを使って計算するとある程度正確に(誤差はありますが)年代がわかります。

炭素が有名且つ、正確なので、放射性炭素年代測定法と呼ばれるわけですね。
実際は、炭素以外でも測れるものはあります。

但し炭素を使った放射性炭素年代測定法には問題点がありまして、数千年程度の期間に関しては、非常に精度の高い年代を測定しますが、それより古いと誤差が大きく、信頼性が下がります。
何故なら、炭素を使って測定するので、大気中の二酸化炭素の影響を受けるのです。すると、長い年月によって環境の変化が多くなると正確な測定は出来なくなります。
砂時計も、揺らしたら早く砂が落ちますよね?
年代が古くなるにつれ、外的要因は大きく影響しますが、それらは考慮されていないのです。

聖書の記述では、過去に大洪水があります。
大洪水以前と以後では、地球の環境は大きく違っていました。
なので、大洪水を信じるかどうかで、大きく結果が変わってしまいます。

ちなみに炭素年代測定法は、「大洪水はない」と仮定すると、2万〜3万年前まで正確に測れると言われていますが、先ほど出てきたアウストラロピテクスを炭素年代測定法にかけると、古くても1万年前と出ます。
しかしアウストラロピテクスをインターネットで調べると、約200万年前から400万年前に生息していた、と出てきます。

いったいこの年代は、どこから来たのでしょうか?
科学的な測定法と矛盾してますが、通説は果たして科学的なのでしょうか?
科学的だ! と言い張る進化論が、何故科学を無視した結果を掲げているのでしょうか?

先ほど、地球の年齢は、放射性同位元素による年代測定法によって測られたと書きました。
炭素年代測定法だと約2万年(5万年とも言われますが、正確性は下がります)程度しかわからないので、地球の年齢を調べるには炭素ではない分子を測定して調べます。
(ウランやカリウムなど)

この、炭素以外の放射性同位元素による年代測定法は、非常に正確性が疑わしいと言わざるを得ません。
例えば火山によって出来た200年前の岩石をその測定法で測ってみると、一億年前、または数十億年前と計測されました。

また、仮に正確に測れるとしても、
地球が出来た当初の岩が、一切劣化していない完全な岩だったかどうか、わからないという問題もあります。

つまり、砂時計をいつひっくり返したかを調べる、という例えに置き換えると、砂時計がひっくり返されたとき、砂がもともとどれくらいあったかを知ることは出来ない。きれいなまっさらな状態からスタートしたとは限らない、もしかしたら中途半端な状態からひっくり返されたかもしれない、という事実を無視した測定だということです。

つまり、放射性同位元素による年代測定法の信頼性は低いです。
信頼性の高い炭素14を使った放射性炭素年代測定法も、古い年代に関しては正確には測定出来ない、というのが結論です。

まとめ

さて、今回大きく3つの思い込みについて書いてきました。

・地層、化石、石油の思い込み
・類人猿の思い込み
・放射性炭素年代測定法の思い込み

これらの思い込みを一旦外してみて、
進化論が正しいのか
創造論が正しいのか
検証してみると、冷静に判断出来るのではないかと思います。

ボクは非常に理屈っぽくて、理にかなわないものはなかなか受け入れられないタイプです。

しかし聖書は、全て整合性が取れていて、地球や人類の歴史についても矛盾なく教えてくれます。

もちろんよくわからない部分も出てきます。
矛盾しているように見えるときもあります。
しかし聖書をよく研究し、歴史的背景も理解すると、人間が思うより遥かに高度な摂理を見ることが出来ます。

それらがわかる度に、神様の偉大さを深く思います。

神様は、この世界をつくり、自然法則をつくり、歴史を導いてこられました。
そして、神様は今この瞬間も、生きて働いておられます。

是非、一緒に聖書研究していきましょう。
聖書はいつも真実を語っています。


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