YouTubeで宅建を学ぶ

はじめに


YouTubeで宅建で検索するとたくさんの動画が出てきます。

私は完全独学で宅建に合格しましたが、YouTubeの動画をこれでもかと言う位に活用しました。

この記事では私が実際に活用したYouTubeで宅建を学べるチャンネルの紹介及びその活用法をご紹介致します。

以下で解説するYouTube動画は全て無料で見られるものです。一部別売りで有償教材を使用したものもありますが、それらも含めてご紹介いたします。

棚田行政書士の不動産大学

行政書士・宅建を始め独学で9つの資格に合格された棚田行政書士のYouTubeチャンネルです。
私はこのチャンネルで宅建の基礎を固めました。
一つの動画が10分前後で見やすく、気軽にスキマ時間で学習出来る事もポイントです。
特に棚田先生の替え歌は秀逸で、動画で紹介されているほとんどの替え歌を覚えました。

一番の傑作は残酷な開発許可のテーゼだと思います。この歌一つで開発許可の問題を完璧に解くことが可能となる位です。


宅建ではとっつきづらい借地借家法も登場人物を実際に出しながら物語にしており、かなりとっつきやすく工夫されています。
とにかくこのチャンネルは楽しく宅建を学ぶことが出来るというのが特徴です。

デメリットとしては動画が多すぎて何から見れば良いか分からないという点が挙げられます。その点に関しましては、私が受験中に実際に動画をある程度まとめてリスト化して繰り返し見ていました。
リスト化について別記事でまとめましたのでこちらを参考にして頂き、まずは興味を持った分野だけ見るのも良いかもしれません。


宅建みやざき塾

日建学院の講師みやざき先生が運営されております宅建みやざき塾です。

試験直前期にみやざき塾の超特急講座を毎日欠かさず周回して活用していました。

一つの動画の時間が長く感じるかもしれませんが、分野の全ての範囲をこの動画で確認出来ると思えば長くは思えない筈です。
実際に私はこれらの動画を最初は2倍、それ以降は3倍、4倍と、徐々にスピードを上げて視聴していき、最終的に各15周以上は視聴しました。
なお、動画は全て無料で視聴出来ますが、資料のDLに関しては宅建業法及び五問免除は無料。権利関係及び法令税は各1,000円でDL可能です。
これらの範囲が全て載っている冊子版は3,800円でした。
私は全て資料をDLして家のプリンタで印刷して使用しておりました。
資料はあった方が良いに決まっています。出来るだけ安くすませたい方でもこれらの資料は購入される事を強くオススメします。

また、みやざき先生はスマ百科チャンネルで毎週水曜日に生放送をされており、無料でDL可能な資料を元に、問題の解説をされたり、受験生からの質問に解答されたりしております。私も9月以降は毎週この生放送に参加しておりました。

更にみやざき塾では試験直前期に無料の過去問模試4回分も提供されております。全て過去問からの出題ですが、厳選された問題となっており、試験直前期に実力チェックで使うことをオススメします。私もしっかり4回分全て解かせて頂きました。

更に宅建試験前日には、ファイナル講座を行ってくれます。資料はなんと無料です。そしてなんと、今年度につきましては、先着順ではありましたが、会場参加も無料でした。私は運良く会場チケットを入手出来たので、実際に会場で講座に受講することが出来ました。


宅建吉野塾

勉強中盤~終盤に掛けて非常に活用させて頂きました。知ったきっかけはこちらのフリー模試。なんとオリジナルの模試を無料で解くことが出来ます。なんと動画で解説もしてくれます。ここまでのクオリティで無料なのは本当に太っ腹でしょう。


それ以降もワンコイン模試NAVY・WHITEを直前期に掛けて発売してくれます。各500円の模試となりますが、解説動画は無料で見ることが出来、非常にコスパが高いものだと思います。試験日までに何回も解いて活用させて頂きました。

更に直前期にかけてヤマあて動画があり、資料が無料でDL出来ました。

他にも重要改正点動画、統計対策動画も無料で誰でも見る事が出来ます。これでもかと活用させて頂きました。

更に吉野先生もみやざき先生と同様に、毎週月曜日にスマ百科チャンネルで民法過去問研究会という生放送をされています。こちらも資料は期間限定で無料でDL出来ます。
私は知ったのが直前期でしたので実際に生放送に参加出来たことは少なかったのですが、早くから勉強を開始されている方は民法の対策は早めから取り組むに越したことははありませんので、是非とも活用してみてください。


あこ課長の宅建講座

勉強開始当初に、棚田行政書士の動画を見て勉強していたのですが、細かい知識を体系的に整理したい!と考えていたところで発見したチャンネルです。
動画毎に何を説明されているのかがはっきりされているので、今はどの分野の学習をしているのかが分かりやすいです。
毎回動画の最後で問題も出題してくれるので、一回の動画でインプットからアウトプットまで出来ます。
この分野の細かい所がよくわからないな~?と思った時にピンポイントで動画を見ることで理解出来た分野もありました。

動画で民法がわかーる

タイトル通り民法の動画です。行政書士試験対策とはなっていますが、宅建の民法対策においても非常に有益でした。とにかく分かりやすく、可愛く学べます。

総則編、物権編、債権編はリスト化されていますので、これらのリストの動画を全て見れば、権利関係で出題される範囲はかなりカバー出来ると思います。


まとめ

私がここまで紹介したYouTubeチャンネルの学習において実際に使用した金額ですが、
・宅建みやざき塾
超特急講座のテキスト各1,000円計2,000円
・宅建吉野塾
ワンコイン模試各500円計1,000円
合計3,000円

以上です。

ここまでご覧頂いたように、YouTubeだけで宅建を学ぶ事は可能です。
合格するには更に過去問や模試の活用などが必要になってくると思います。

模試に関しては別記事でまとめてあります。