銀行業務検定税務2級勉強中-2
税務2級の勉強を進めております。進捗状況を記して行きます。
使用教材
公式のテキストと問題解説集を入手したのでこれを繰り返しやっております。
進捗状況と今後の予定
公式テキスト3週→問題解説集1週→公式テキスト4周目(今ココ)
→問題解説集を最低5週
所得税法
所得税法能力検定1級合格済なので、所得税分野についてはある程度対応出来るかと考えていましたが、その試験以上に深いことを聞かれている感覚があります。あちらの試験は所得税の計算の一連の流れを覚えるもので、語句の穴埋めなどはありましたが、ある程度過去問の形式が決まっているので、過去問を何周かすれば合格レベルには達します。しかし、この試験では記述で書かされる問題メインですので、しっかりと理解をしている必要があります。
例えば、「公的年金の受給者で確定申告不要な場合の要件を述べよ。」というような聞かれ方をされた場合は、「公的年金等の収入金額が400万円以下で、公的年金等にかかる雑所得以外の所得金額が20万円以下であること。」としっかりと自分の言葉で書けるようにならなければなりません。曖昧な覚え方では書けるようになりませんので、繰り返し基礎から学習を行い知識のしっかりとした理解が必要となります。さらには計算問題もあります、自分で計算過程も記載する必要がありますので、一連の税計算の流れをしっかりと理解する必要があります。これは所得税法能力検定で勉強した分野なのである程度対応は出来る気がしますが、やはり細かい部分については確実に理解できないと解けないようになっています。とはいえ部分点もありますのでなるべく書くことが重要になってくるかと。ある程度基本的な理解はありますので、過去問を何周もしていけば対応は出来ると思っています。1周だけした感覚としては現状5割前後は取れる回答が出来ている感じです。最低7.5割は安定して取れるようになりたいです。出来れば8割。
点数目標:7.5割(30点/40点)
相続・贈与税
制度の理解と相続税、贈与税の計算の流れを理解することが重要になってきます。相続税、贈与税計算の流れを理解するために、相続税法能力検定3級の過去問が有益だと考え、公式サイトで問題を購入し、早速挑戦してみました。まだ過去問題集が出ていないので過去問を入手するのは現状この方法しか無いかと。これで計算の流れをある程度掴んだ上で、過去問題集を何回も取り組み、不明な点は公式テキストに戻って確認、を繰り返していきたいと思います。過去問題集を1週してみた感じですと2割~4割しか点数が取れていない感じなのでまだまだ基礎知識が不足していると実感しています。何事も基礎が大事ということで繰り返しの学習を行っていきたいと思います。
点数目標:6.5割(26点/40点)
法人税
あまり勉強したことがない(税務3級の知識があるとはいえ)税の分野なのでとっつきづらい所が多かったですが勉強を進めてみると要は別表4の流れが分かればある程度点数が取れることが分かりました。こちらも法人税法能力検定という試験である程度の流れが掴めます。こちらは過去問題集を入手して3級の8回分の過去問題に挑戦。8~9割は安定して点数が取れるようになったため、2級の問題にも挑戦してみようと思います。その上で問題解説集+公式テキストで問題に慣れるといった形で進めて行きたいと思います。
点数目標:6割(12点/20点)
最低目標68点/100点(60点以上合格)
全体を通して
税法能力検定の試験は計算の流れを掴むのに非常に有益な検定試験だと考えます。所得税法なら確定申告に役に立ちますし、相続贈与税も身近な事柄です、法人税法は仕事で使っていない人にはとっつきづらいかもしれませんが、全体像を掴むにはとても良いと思います。実際に所得税法能力検定の学習は今回の試験に非常に有益だと思います。相続税法、法人税法もそれは同様だと考えたため、今回の学習の補助に使用しています。ついで?にそちらの試験も受けてみようと計画中です。(法人税法は出来れば2級まで)