こんな夢を見た。
ゾンビウイルスに罹患する従姉妹と、あと誰か親しい親戚か家族の若い女性、自分自身もゾンビウイルスに罹患する。古いパソコン(黒く塗ったスティーブ・ジョブズのLisa?)でゾンビウイルスの治し方を調べるが、結局わからず、泣いているふたりの脳にナイフを突き立てて殺す。よく見るとLisaのCPUファンの中でクルクルとネズミが回っていた。
呪いのプラモデルが見つかる。そのプラモデルの、あるパーツに触れると、人は呪われる。
学校のトイレの中でバジェットフロッグが見つかる。バジェットフロッグや呪いのプラモデルを背負い、電車に乗って、幻のコミケに行く。正規のコミックマーケット準備会ではなく、有志が集まって、広く巨大な東京ビッグサイトを借りて、サークル数12とかで行われた小規模なコミケ。
その会場で知らないオタクの一団の頭イカれた奴に、巫山戯て呪いのプラモデルのパーツを身体につけられる。そいつの腕を後ろ手にひねり上げ、警察に突き出す。タミヤの公式サイトに呪いのプラモデルの話が載っていると話すが、なかなか通じない。結局、そいつは違反を認めることと引き換えに3万5千円を払って保釈される。
コミケの帰り道、私鉄が2本あって、どうやってJRに乗り継げば良いのか解らない。見たことも聞いたこともない地名が載っている。
片方の私鉄に乗ると、終点は静岡だと車内アナウンスがある。山と田畑と海、まばらな民家、田舎の風景が車外に広がっている。次の駅で降りて、歩いて渡れるほど狭い線路を飛び越して反対ホームへ移動する。元の駅に戻る電車に乗る。電車は、線路ではなく一般道を走っている。サイドカーが電車の前に割り込む。銀色のアメ車に電車が衝突して、私は「あーっ」と声をあげる。電車は事故ったアメ車をそのままにして走行を続ける。「ここは自転車も走れるんですよ」と運転手が言い、運転席から降りてきて、車内の女子高生たちに笑い話を始める。電車のギラギラ光る金属の壁を凹ませながら絵を描いて説明して女子高生たちを笑わす。速度が落ちて、元の駅に着いた。私は私鉄はT字路になっていて、JRは右に90度曲がって長いエスカレーターを降りた先にあることを思い出す。
これで夢は終わり。脳は眠っている間に色んな記憶を整理するらしい。
バジェットフロッグは昔、飼っていた。Twitterでバジェットフロッグを見た。
新型コロナでコミケ中止のニュースを見た。電車やLisaは、何処から来たのかわからない。