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綿矢りさの『蹴りたい背中』を、どうすれば映画化できるか、ずっと考えている&行定勲監督が又吉直樹の『劇場』を映画化したことに衝撃を受けた。
綿矢りさの『蹴りたい背中』は、芥川賞受賞作だが、いちども映像化されていない。 僕は『蹴りたい背中』が好きで、何度も読み返した。 僕は、小説を書いているが、もともとは映画やアニメ畑の人間だ。宮崎駿監督が、本を読む時、どうしても文章を映像化しなければ気が済まない、と話していた。それで、小説の中にオーニソプター(羽ばたき飛行機)が登場して頭を抱える。オーニソプターは、おもちゃでは存在するが、人間が乗るものは実用化されていない。そして、宮崎駿の天才的頭脳を駆使して考え出されたオーニソ