ストレスは与えている方は解らない受けてる方は過剰に受ける
亮太は以前、ストレステストなるものを体験して
まったくストレスが無いと診断されました。
しかし、亮太の周りの友達はストレスを感じていました。
あー、ムカつく。
今日は仕事を忘れて飲もう。
なんでこうなっちゃうんだ!
一緒に飲んでいると皆様口々にストレスだ!ムカつく、うまくいかない!と険しい顔で酒を飲んでおります。
その原因に亮太自身がある事もあります。
明らかに亮太に対してストレスを感じているんだろうなと、
しかし、亮太自身はまったく蚊帳の外。ノンストレス。
それがムカつくのでしょう。
何も感じない、鈍感、気づかない。
若かりし頃の亮太はこの様なタイプでした。
ふわふわしており、ストレス?なにそれ?美味しいの?的な。
何も考えておらず、周りの助け無しでは確実に生きていけない人間でした。
ちょっと世渡りが上手いだけのバカ野郎です。
ストレスを与えている側でした。
それが40歳手前になりまして。
現在は管理職に就いております。
20代、30代は自分がプレイヤー。
何をするにも自分の頑張り次第で結果が出る。
それは自分の時間を使って得る労働の対価。
管理職は違います。
亮太が自分の時間をいくら使おうとも、
現金を産むのは現場の人間。
いくら新しい提案、試作、チャレンジを現場の人間に
亮太が掲げても
20%くらいしか納得できてないし気持ちも届いていない。
現場とオフィスの関係は至ってこんなものだろうと思います。
良い距離感をとって働くのが良いのですが、
教えたことをやらない、勝手にマイルールで動く、規則を忘れる。
人間なのですからしょうがないことですがストレスは溜まります。
こんな時にいつも思い出すのは、
今まで自分が現場にいて好き勝手やっていた時の管理職、
社長様たちの立ち振る舞いです。
何かを注意されたことはほとんどありません。
常にそばにいてくれて、いつでも連絡を取れる様にしてくれて、
現場のやることに文句は一つも言いませんでした。
汚い言葉で言うと、
口は出さない、金は出す。
これです。
すごく良い意味で捉えております。
現場の人間からしたら、グチグチ言うならお前がやれよ、っとどうしてもそんな気持ちが湧いてしまいます
オフィスの人間からは、しっかり給料払ってんだから売り上げ上げろよ、そんな気持ちが湧いてしまいます。
これではいけません。
現場の苦労は現場の人しかわかりません。
だから最低限のお金だけはちゃんと出します。
管理職の苦労は社長しかわかりません。
だから必死に売上を上げる努力をします。
このお互い様の気持ちがあればストレスもなくなると思います。
が、
今日も、少し、イラッとしてしまいます。
そんな時は、落ち着いて、
ハイボールでものんで寝ちゃいましょう。
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