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推敲クラブ
過去に書いた文章を整理しています。
noteで書いた記事だけでも合計すると100万字を超えていました。日々、何気なく書いていても、時間が経つとまとまった分量になっている。一つひとつの記事を読んでみると、なかなかおもしろいことを書いています。ただ、表現が甘い。これらを推敲して、「実践的な対話の読みもの」と「哲学ドルチェ」にラベリングしていく予定です。
あらためて読み直してみると、自分の成長を実感します。文章の成長もそうですが、“人間”としての成長が見える。書くことは、生きること。文章には、その人がいかに生きてきたのかが現れるのだと思います。特に“テーマ”は重要です。わたしの場合、「対話」を生活の中心に置いた地点からダイナミックな変化が起きています。
問いを立て続け、書くことを通して自分と対話し続けた。それは今も続いていて、ことばの表情や匂いが更新されていく。この孤独で、甘い時間が、人間形成には大事なのだと思います。
これは、人生における自由研究のようなもの。とことん考えて、ことばにして、生活に馴染ませてゆく。楽しみの一つでもいい。淋しさを紛らわせる処方でもいい。生活の主軸にしてもいい。書くことで、育む。
そう、だから誰にも読まれていなかったとしても意味がないことは決してなく。もちろん、文章を書くことを仕事にしたい場合は、効果的に誰かにインパクトを与えて、価値を感じてもらわなければいけないけれど。“人生”というスケールで考えれば、「育む」という大きな価値を手にできます。
育まれたものは、その人の生活を少しだけ豊かにする。人によっては大きく豊かにできる。教えられて身につけるものではなく、自分が少しずつ育ててきた価値観はしなやかです。
足りない何かを教えてもらえているようで、推敲が楽しい。
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![嶋津 / Dialogue designer](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/79360429/profile_8d593d6a08f92a4b857cb3ba2536bc3a.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)