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「きっかけ」がほしいんだ

こんにちは、教養のエチュード賞主催の嶋津亮太です。

先月募集した第二回教養のエチュード賞の選考只中です。今回は、応募してくれたみなさんに僕からささやかなプレゼントとして全員分の感想を届けております。

このコンテストに応募するということは、ある意味、僕への手紙だと考えることができます。宛先のある手紙には、読む責任が生まれます。

読んだ手紙のお返事です。第一回の時もそうですが、僕、結構本気で読んでいるんです。それは僕が「どうして選ばれない?」という経験をしてきたから。そういう実験からはじまった企画だから。

このコンテストにおいて、僕は「最良の書き手」でありながら、「最良の読み手」であることに努めます。

コンテストはあなたの「書くきっかけ」であり、僕の「読むきっかけ」。そこで発見できる何かがお互いの収穫になります。このコンテストに関わってくださったみなさんも僕も「きっかけ」を必要としていたのだと思います。

今回スペシャルなアワード、千原徹也賞も、ワタナベアニ賞も、このコンテストという「きっかけ」がなければ生まれなかった物語です。最高にかっこいい二人の背中を見せてもらえた。

うん、だから。

大切なのは「きっかけ」なんじゃないかって。


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このコンテストで生まれた「きっかけ」は数えきれず。その中の物語の一つとして、仲高宏さんに声をかけていただきました。簡単に言うと「イベントを開くので、登壇してください」という内容で。それでお話させてもらうことになりました。

発起人は池松潤さんで、企画・運営は仲高宏さん。お会いしたことはないですが、SNSの振る舞いや文章を見れば二人の素敵さは十分伝わってきます。このお二人のイベントということもあり、登壇させていただくこととなりました。「きっかけ」を大切にしよう、と。


▼詳細はこちら▼


新しい「きっかけ」

「きっかけ」というのは、振り返ってからでないと収穫できるものはわかりません。教養のエチュード賞を立ち上げる前までは、みなさんとこのように繋がれたり、イベントで登壇したりすることを予想していませんでした。収穫はいつだって後からやってきます。

この「きっかけ」を一つひとつ大切にするだけでなく、もう少しエンターテイメントにできないかなって。何がどうなるかわからないけど、とりあえず自分から「きっかけ」の種を蒔こうって。

何も生まれないかもしれないし、みんなが笑顔になれるものが収穫できるかもしれない。でも、そういうことをおもしろがってやっていれば、関係のないところで別のおもしろいものに出会えるんじゃないかって。


そこで、僕から「きっかけ」の種を。

3名の方を上記のイベントに僕からご招待します。応募方法は簡単。

・参加表明をして、このnoteをTwitterでシェア

※もちろん参加できない人でも「いいね」と思う方はシェアしていただけるとうれしいです。


僕の蒔いた「きっかけ」をおもしろがってくれる人とイベントでお会いできればなって思います。お時間ある人にはぜひ、遊びに来てほしいです。僕だけでなく、素敵な登壇者がたくさんいます。そこでの「きっかけ」を次に繋いでいくことができたらいいなって思っています。


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執筆後のお話

「こんなnoteを公開しようと思います」と仲さんにこのnoteのプレビューを送った。すると仲さんから返信があった。要約すると「嶋津さんにそんなことさせちゃダメだ」という内容だった。僕としては、仲さんに実際的なもろもろについて手厚くしていただいているので何の問題もなかった。ただ、「イベントが盛り上がればいいな」と思っただけで。

仲さんはすぐに池松さんと相談して、チケットを3枚手配してくれた。この勝手に提案したプレゼント用のチケットだ。僕が「ちゃんと支払います」と言うと、仲さんは「嶋津さんの熱意をこちらが購入ました」という言葉をくれた。

仲さんも、池松さんも、かっこいいなぁ。僕はこのかっこいい二人の心遣いに甘えることにした。だから、当選した人は、このかっこいい二人にお礼を伝えてほしい。

noteってかっこいい人が多いね。



「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。