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人体実験のススメ

十月から「運の研究」をはじめています。

「運がいい」とはどういうことか。「運が良くなる」と言われていることを手当たり次第に実践して、体感する人体実験です。行為と結果に確かな因果関係があるとは言えません。しかしながら、実践を通して一つひとつ検証することで、自分の中で起こる変化を観察することに意味があるのだと思うのです。

これが実に楽しいのです。今で40日近くが経ちましたが、全く飽きません。それどころか、日々起こる小さな奇跡にこころが躍りっぱなしです。家の中を掃除したり、元気に挨拶したり、ゴミ拾いをしたり、日記をつけたり……今までなんとなく過ごしていた日々が、積極的に運を迎え入れるような姿勢になり、実際に幸運を発見する感性へと育っているのを実感します。詳しくはこちらのマガジンに書き記しています。

具体的な実践とフィードバック。研究を通して、自分に変化が起きていることが楽しくて仕方ありません。

「運の研究」でなくとも、何かしら自分の身体を活用して人体実験することをオススメします。テーマを決めて、さまざまな方法論を集め、一つひとつ実践してみる。大人の自由研究です。

たとえば、「100人と対話する」という実験もおもしろいかもしれません。その中で一つ「あなたの好きなことばは何ですか?」という質問をすると決める。ことばの採集です。100人と対話した自分がどのように変化したのかを検証する。そして、採集した100個のことばを並べてみる。それだけで一つの作品ですよね。

これくらいであれば仕事に差し障りがありません。むしろ、仕事の中ででも積極的に実践していくことができますよね。

人体実験をすることの楽しさは、日常の景色がガラリと変わること。わたしの場合には「運」というフィルターをかけて世界を眺めることになります。すると、今まで見えなかったものが浮き上がってきます。わたしたちは、いつだって目の前の景色を多様に変化させることができるのです。

楽しみながら、遊ぶような感覚で、学ぶこと。

それが大人の自由研究です。



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嶋津 / Dialogue designer
「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。