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人気者で行こう

いろんな人を見てきて想うこと。
努力が好きな人って、気が付いたらずいぶん前に進んでいる。大きな飛躍に必要なのは「運」だけど、「努力」には確実な一歩前進がある。一つひとつの足し算。そこに「運」が鉢合わせすると、今までの「努力」はかけ算に変わる。

当たり前のことをあえて言うと、「運」は人と関わっていった方が訪れやすいんだ。自分が生み出すものではないからね。「運」は、誰かが運んでくれるもの。


世の中で活躍している人というのは、単純に「誰かを幸せにしている数が多い人」のことだと思う。「目の前の人を幸せにする」ということを本気で考えて、経験を積んで、コツを掴んでいけば、次第に活躍できる範囲も広がる。とてもシンプルな話。


誰かの幸せに繋がることを仕事にしたいね。自分が書く文章が誰かの役に立ったり、心を動かしていたり、何かのきっかけになっていたり。それは文章だけじゃなく、行動もそうだし、言葉もそうで。


そこで提案。

「人の気分を良くさせる努力をしてみませんか?」

それはただおべんちゃらを言うのでなく、自分の得意なスキルで人を喜ばせる。そうすると、自然と求められる人になってゆき、「運」も次々と運ばれてくる。打席数が増えれば、スキルも磨かれる。アイデアも膨らむ。チャンスの恩送りがはじまる。


相手の心に共感して、傷ついた心にはあたたかい毛布をかけてあげる。喜びは分かち合い、悲しみは分け合う。誰かの手の届かないところを代わりに自分がやってみる。相手の抱える漠然とした課題を、解決する手助けをする。共感と想像。毎日が楽しくなる。


相手の声に耳を傾け、求めるものを想像し、自分の「得意」で解決する。人と関り合いながら、目の前の一つひとつに努力を注ぐ。もちろん一つの圧倒的な能力で世の中を動かしている人もいる。でも、誰かの声にじっと耳を傾けながら人気者になっていく人もいる。


人気者が「どうして人気者なのか」を考えると、それは「誰かの幸せに繋がっているからだ」という答えに気付くことは決して難しいことではない。まずすべきことは、考えて、実行すること。目の前の人の幸せ。関わってくれた人の幸せ。


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きっとたくさん失敗する。でもその度に少しずつ上手になる。その小さな輪は、人を巻き込みながら次第に大きくなっていく。その輪の大きな人のことを僕たちは「人気者」と呼ぶ。人気者になろう。人気者で行こう。



長い時間をかけて、じっくりと実験してみる。出会いの中で、この文章を読んでくれたあなたと一緒に何かできることがあれば素敵だと思う。それは心惹かれる物語となる。漠然と、そう思っていたい。
また報告します。



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嶋津 / Dialogue designer
「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。