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stand.fmをおすすめする理由

二週間ほど前からstand.fmで音声を配信しています。

「ことば」や「対話」に関する内容を3、4分話して毎日配信しています。毎日配信を続けようと思った理由は、一人語りの腕を磨きたいから。実は、6年前からコミュニティFMでラジオパーソナリティとしておしゃべりをしています。週に一度の一時間番組をこれまでに300回収録してきました。ぼくの大好きな仕事の一つです。

ただ、もっと声での表現を洗練させたいという想いがありました。文章の毎日更新をはじめて気付いたことがあります。効率的に技術を磨くためには、エクササイズ量を増やせばいい。おかしな表現かもしれません。行動量が増えるのに、どうして効率的なのか。でも、結局、頭の中で考えるよりも、形にすることにエネルギーを注いだ方が学習量は多いんです。結果的に量を体験させることが一番の近道であるような気がします。

もちろん、何も考えずにただただ書いたり、おしゃべりしたりということではなく。テーマを決めて、反省と改善と工夫を繰り返していけば自然と上達する。ぼくは文章の毎日更新でそのことに気付きました。もちろんそれまでも仕事で毎日文章と関わっていたのですが、〝それとは別に〟エクササイズ量を増やした。すると、はじめる前よりも思考は整理されたし、文章は洗練されていったように思います。もちろん、もっともっと想像力も表現力も豊かにしていきたいです。ただ、エクササイズ量を増やしたことで得られたものが実感として確かにそこにあった。

ぼくは単純な人間です。文章でそうなのだから、おしゃべりでもそうだろう。「毎日しゃべろう」ということを決めました。

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本当は100日くらい続けてから、この場で発表しようと思っていました。でもね、stand.fmが楽しくて、もう書いてしまいました。ぼくは、ぼくの好きな人全員にstand.fmをやってほしいと思っています。普段から仲良くさせていただいている方はもちろん、ワタナベアニさん、千原徹也さんにもやってもらいたいくらいです。

何がそんなにいいのか。簡単に、説明しましょう。

1.オペレーションが簡単

タップするだけで収録、編集、投稿ができます。BGMも豊富な素材の中から選べます。音質もきれいです。

2.ライブ配信

配信時に「収録」と「ライブ」を選択できます。ライブには、チャンネルへリスナーが訪れてコメントでのコミュニケーションができます。それだけでなく、リクエストを送ればその場で配信に参加することも可能です。

ユニークな点は、「ライブ」を選択した時にstand.fmのメインページに自分のチャンネルが表示される設計になっていること。ですので、知らない人がチャンネルへ覗きに来てくれることもたくさんあります。

もちろん収録でもゲストを招いて、対談やインタビューができます。URLを送り、アクセスしてもらうだけです。

3.フォロー数、フォロワー数の概念がない

最も重要なポイントはここです。1、2だけだったら「インスタライブでいいじゃん」とか「YouTubeでよくない?」という話になるのですが、stand.fmの特徴はフォロー数、フォロワー数という考え方がないんです。もちろん、自分が誰かをフォローしたり、誰かにフォローされたりということを数字で見ることはできます。ただ、第三者にはその数は伏せられているんです。

あらゆるSNSで苦悩の種になっている承認欲求。「いいね」や「スキ」の数、フォロワーの数。それが明記されることが辛くてプラットフォームを離れる人も少なくありません。また、人間はたくさんのフォロワーを抱えている人(影響力のある人)の発信に引っ張られてしまいます。それが悪いのではなく、人間とは本来そういう生き物なのでしょう。

stand.fmはフォロー数、フォロワー数の概念をなくしたことにより、数のアドバンテージのない人にも利用しやすい設計になっています。

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stand.fmで、これからしたいこと

「ことば」や「対話」について配信することで、ダイアログ・デザインを広めることにつながればと思っています。とにかく毎日更新することで、一人語りの腕を磨く。

ゲストを招いてインタビューのコンテンツを配信してもおもしろそうです。

オンラインCafeBarDonnaのように、対話の生まれる「場」を用意して、そこへ数名に参加してもらうこともできます。

stand.fmにはnoteのように文章を書いたり、読んだりする層とはまた異なる人たちがたくさんいて。そこで生まれるコミュニケーションも楽しいものです。「対話」を軸に、どちらへも行ったり来たりできるような配信ができればと思っています。

もし良ければ、アカウントをつくり、フォローしてください。この場所で、「対話」や「創作」についてのコンテンツを一緒につくることができるとうれしいです。




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嶋津 / Dialogue designer
「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。