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Last Night オンラインバー vol.5

5回目のオンラインCafeBarDonnaの振り返りです。

ここは夜な夜な集まり、密やかに語り合う場所。昨夜もマガジン・サークルの個性豊かなメンバーが集まってくれました。




個人的に、はるさんとお会いするのが初めてだったのでカウンターに並んでいる姿にウキウキしました。今まではるさんの文章はたくさん読んできたし、僕の文章に対してもたくさんメッセージをいただいたり。画面の中とはいえ、テキスト上でのやりとりが多かったクリエイターさんとお会いするのはうれしいものです。既に僕たちの間には共通の思い出があって。言葉を交わさずとも、顔を見れば記憶が滲み出てきます。それは心躍る体験です。

他のメンバーは既にお会いしたことのある方々。二回目の人もいれば、ふらにーさんやさんのように何度も話したことのある人もいて。ただ、それぞれのメンバーは初対面として、このCafeBarDonnaで出会う。そのような「場」をつくれていることが主催者側としての喜びでもあります。なんだか〝バー〟らしくなってきました。

「noteのあの人とここで会える」

そんな場所にどんどん育てていきたいです。



今回は事前にみなさんから募ったテーマを元にディスカッションしました。「noteのコメントの仕方は?」「創作の裏話は?」などなど。noteは基本的に文章を通したコミュニケーションが生まれる場所ですが、そのきっかけとなるコメントやシェアのそれぞれのスタンスについて話しました。この話題を提供してくれたのはverde さん。普段から仕事で豊富なコミュニケーションを重ねていらっしゃるだけに、テーマの提起が非常にユニークでした。

そこからテキストベースと顔を合わせてのコミュニケーションの違いなどに展開していきます。表情が見える対話と、電話のように声だけの対話、オンラインとオフライン、状況によって得られる情報が変わってきます。その中で「伝える」「伝わる」とはどのようなことか。また、テキストのみのコミュニケーションは「言葉」は伝わりやすいけれど、意味のニュアンスに語弊が生まれる、という課題もあります。

その点に一度立ち返って、自分が相手にどのようなアプローチをかけているのかを改めて考え直しました。ディスカッションしているとおもしろいもので、それぞれの意見に個性が見えてきます。コミュニケーションに関することは、自分の頭だけで考えるのではなく、このような場でいろいろな考え方を仕入れて生かしていくということは非常に価値があるように思いました。

また、あらゆる情報を視覚や聴覚から汲み取ることができるという意味では「話すこと」は優れていますが、思考を深めるためには「書くこと」の方が役立ちます。そのように、自分の目的に合わせて表現方法を変えていくと、豊かな生き方に繋がるように思います。

「コメントを添えることで、記事の世界観が狭まるのではないか」という迷いなど、ふらにーさんが実際に体験された美しいやりとりのストーリーを聴いていると、感想を伝えることがテキストにおけるコミュニケーションの一歩目なのだということを改めて考えさせられました。

やっぱり、感想をいただけることは励みになるし、そのことを気持ちよく伝えることもまたお互いにプラスをもたらします。それらのやりとりを重ねていくことで、実際にこのような場で会った時にも感動が大きくなる。

また、コメントやシェアにおけるコミュニケーションにおいて、「引用記事は対話になる」という話も興味深かったです。

「引用して書いてくれたverdeさんのこの記事がうれしかった」と、みなさんに紹介しました。僕の記事の内容から飛躍して、別の話が生まれていて。「誰かの表現が生まれるきっかけになる」という体験はとてもうれしいものです。このようなコミュニケーションも素敵ですよね。

「引用記事は相互関係から成り立つ対話なんですよ」

仲さんが焼酎を呑みながら、また素敵なパンチラインを放ちました。




その後、今進んでいるプロジェクトの情報をシェアしながら、マガジン・サークル内で考えているアイデアやイベントについて語り合いました。アーティストのカジサキモトキくんも制作で関わってくれています。彼がいることで、noteの中でもまた異なる表現を届けていくことができそうです。

先日開催された「教養のエチュードTalk」の話も含めて、新しい動きでみなさんの楽しみが増えていけばと、この店のマスターは日々考えております。



オンラインバー閉店後、三谷さんから長文のメールが届きました。今回のバーでの気付いたことや、その後、頭の中で膨らんでいったたくさんのアイデアが書かれていました。ドキドキしながらそれを読ませていただきました。

いいですね。CafeBarDonnaが「交流の場」であり、「心を休める場」であり、「作戦会議の場」になっていく。回を重ねるごとに、豊かな「場」に育っているように思います。

終わった後に、「あぁ、もっとあの話を膨らませればよかったなぁ」「あの人のあのnoteについて質問すべきだった」など、いろいろなことが頭を駆け巡ります。一人反省しながら、「場」づくりを一からはじめる楽しさを体験させていただいております。また、みなさんCafeBarDonnaにお立ち寄りください。

お気軽にお問合せください。はじめての方も、何度かこの扉を開いた方も、平等に、心よりお待ちしております。


次回は6月10日です。
あきらとさんと企画やコミュニケーションについて語り合います。


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嶋津 / Dialogue designer
「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。