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まぶしい

あきらめない人を見ているとまぶしい。

同時に、すぱっときれいにあきらめた人を見てもまぶしく映る。共通点は「決めた」があること。多くの人は決断できずに迷っている。どっちつかずのまま、ずるずると時間だけが過ぎてゆく。意思決定におそれをなして、重たい荷物を抱えたまま、他のことにも手がつかない。

それは悪いことではない。迷っていいし、悩んでいい。めいっぱいもがいて、“苦しみ”を味わい尽くせばいい。でも、「決める」を真剣に考えることも大事。イエスかノーかの二択でなくてもいい。保留を選んでもいい。とにかく、自分で決める。「流れに身を任せる」と決めてもいい。

決めた人の佇まいは美しい。

誰かに見下されても、笑いものにされても、自分だけは「決める」をできた自分を信じてほしい。そこに嘘はない。無理に正当化する必要はない。偽らない自分を大事にすること。

「決める」には、小さな覚悟が息づている。その鼓動が、かがやきとなって現れる。生きることの難しさとおもしろみは、ここにある。


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