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偶然を味方に

朝さんぽ、床磨き、そして、風呂に浸かる。

最高の土曜日の朝を迎えた。まろやかな湯に包まれながら「毎日、こんな時間の朝を迎えることができれば最高だな」と思った。全身で朝陽を浴びて、雑巾で玄関・廊下・トイレを磨き、そのまま身体も清めて湯船に浸かる。三日に一度くらいはやってみたい。生活の概念が変わる気がする。

コーヒーをドリップして、妻と食事をする。例のAuto Cooking Potで、妻がオニオンチキンポタージュをつくってくれた。玉葱を丸ごと、それから鶏もも肉、バターと調味料をポットへ。フランスパンを器にポタージュを注ぎ、チーズをまぶしてオーブンへ。ときめきのブランチ。おいしくないわけがない。

今日も動画の編集を。他の仕事や入院する義父のお世話で、なかなか更新できていない自身のYouTubeチャンネル『ダイアログ・ジャーニー』。それでも視聴回数は着実に増えていて、登録者数も2万人を超えた。有難い限りである。今年はふんだんにエネルギーを注いで、豊かなメディアに育てていきたい。

タイトルの由来は「対話を通して旅をする」。それは、話し手と聴き手であるわたしの対話の旅であり、実際にインタビューするために話し手へと会いにゆく旅でもある。一つの対話が、さまざまな景色を見せてくれる。そこで生まれる思考や感情を互いに共有して、旅の物語を綴ってゆくのである。この番組が、わたしを遠くまで連れてゆき、さまざまな体験をもたらしてくれるだろう。実際に、それがカタチになってきている。

夕刻、Mo(l)istenを開いた。

山羊さんが遊びに来てくれて、ChatGPTに代表される「AIとの対話」、「パクリは美学」などについて雑談に花を咲かせた。自然に雑談できる関係性は、考えているよりもずっとすばらしい間柄なのかもしれない。「雑談がおもしろい」ってどういうことだろうね。この問いは、なぞなぞのようでもあり、頓智のようでもあり、真理を導く扉のようでもある。あらためてじっくりと考えてみたい。

夜は、昨夜に引き続き、義父の家を掃除。壁を磨き、鏡を磨く。家が活力を取り戻してゆくのがわかる。掃除はいい。払い、磨き、清め、祓う。

流れに身を任せるようにして、徳を積む日々を送っている。そうすると、不思議と出会いがふえてゆく。「徳」というのは、暮らしの中でふと思うことがあった時に「こうしておいた方が人として(世の中的にも)すてきだよな」と思う選択をすること。その基準で物事と関わること。すると予想もしなかったおもしろい展開が訪れる。

自分の意志で人生を切り拓くことはもちろん大事。しかし、それだけでなくわたしは、思いもよらない出来事を自分の物語の中で編み上げてゆくのだ。

明日もいいことが起きますよう。


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嶋津 / Dialogue designer
「ダイアログジャーニー」と題して、全国を巡り、さまざまなクリエイターをインタビューしています。その活動費に使用させていただきます。対話の魅力を発信するコンテンツとして還元いたします。ご支援、ありがとうございます。