2024/09/01 サイタマ稽古
◯武器稽古
◯投げ
◯組手稽古
今日は今井さんと2人で稽古をご一緒させていただきました。
武器稽古は棒を介して橋をかけて重心移動を伝える、求心力と遠心力の波をかける、それを掴んだところからはじめて慣れてきたら離れたところから接触してかける、最後は接触せずに波をかけるところまでを行いました。
慣れないうちは膝を高く上げて脚の重さも使いながら重心移動のきっかけとしますが、慣れてきたらそのまま移動稽古や自然な歩き方で釣り合わせた相手を動かすように変化させて行きました。
鍛錬をする中で「足音がなってしまうのが気になる」という話になったのでテーマを決めて対練を通して足の運びや組手でのステップワークなどを行いました。足音がするしないは私は古巣の頃から得意でしたのであまり深く考えたことはなかったのですが、改めて沖縄拳法の稽古を通して見るとまた面白くいい稽古になりました^_^
投げはセイサンの最後のつま先から接地して足の裏全体をつけるこの片足の中で起こる重心移動で相手を崩して投げる技を。
普段両足の間で重心移動を起こして投げることの方が多いですが、それを片足の裏の中で完結させるので足裏の感覚や重さを変化させていくグラデーションを繊細に意識して行いました。
慣れてくればグラデーションにせずに母指球側で橋をかけて踵側へポンと移せばかけられるのかもしれませんが、お洒落のいろはを知らずに奇抜な服装をするのとわかってそれをするのでは違うように、急にしてしまうと上手くいかないので理想は目指しつつも、まず練習ではゆっくり身体の中がどうなっているのかを身体で観察しつつ繊細に感覚を作っていく方が鍛錬としての旨みがあるのかなと現状は感じております。
投げの後は沖拳ステップとこそからのローキック、インローからワンツーまでを稽古しました。
武器や打撃、投げでも同様に、スムーズに重さを運ばせるには下半身を柔らかく使うところが大切かなと今のところ感じており、ステップワークやその後のコンビネーションでも早く動くことよりもまずは柔らかく動くことを意識して稽古しました。
今回は体育館が前半までしか使えず、外ではがっちり対練しましょうと2人してやる気満々でしたが想像以上の勢いで雨が降っていたので諦めました´д` ;
今回も昨日の高円寺支部稽古に続き研究回となりましたが、また次回からしっかり基礎鍛錬も積み重ねて行きたい。
今井さん、ありがとうございました!!