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グレタ・ガルボの伝説
グレタ・ガルボ
スウェーデンで生まれハリウッドで活躍した女優です。1920年代〜40年代まで活躍した女優です。
王室のないアメリカは、昔も今も、ヨーロッパへの憧れがあるように思います。
それまでのハリウッドにはない香りをもっていたグレタ・ガルボ。ハリウッドは彼女をスウェーデンから呼びよせ、彼女のための映画を作りだしていきます。
ある駅のホームでのシーン。ホームに一台の蒸気機関車が到着します。煙の中、ひとりの女性が降り立ちます。煙がはれていくとそこには…グレタ・ガルボ登場です!
彼女が振り向くだけで、手をさしだすだけで、それだけでストーリーができあがる。
無声映画の時代が終わり、スクリーンから声が聞こえるトーキー映画の時代に突入します。多くの俳優が、台詞を上手く喋れなかったり、声色が悪かったり、アクセントに問題があったりなどで職を失ったそうです。
そのなかグレタ・ガルボは生きのびます。
グレタ・ガルボ最初のトーキー映画、スタジオの宣伝文句は「ガルボがしゃべる」
観客は初めてガルボの声を聞きます。
流れてきたのはハスキーボイス。
ますます人気が高まったそうです。
ハリウッドによってますますつくりだされていくグレタ・ガルボ。
突如引退します。
20代でスクリーンに現れ30代でその姿を消したのです。引退してから亡くなるまで、いっさい公の場には姿を見せませんでした。
それがかえって伝説となって生き続けたのだと思います。
私生活が謎の人ですね。
役者は謎が多い方が魅力的だと思います。