息もできない
映画「息もできない」
2008年の韓国映画です。
この映画は監督の自己資金でつくられてるんですね。
ひとりの男がいます。男は取り立て屋なんです。暴力に支配され、暴力をまとっている男なんですね。
そんな男があるひとりの女の子と出会う。ふたりとも育ってきた環境が似てたんですね。
いつしかふたりは共鳴し、ふたりの人生がかわりだすんです。
ストーリーはありきたりかもしれません。
カメラワーク、編集も粗削りなところがあるかもしれませんが、この映画のエネルギーに圧倒されますよ。
監督は、自分で製作、脚本、編集をし、主演もしてるんです。
製作資金が足りなくなり、自分の臓器を売ることも考えたそうです。
執念の映画ですよ。
ほかの役者からも伝わってきます。
この映画を成功させよう、監督と一緒にゴールしようという、思いが感じとれます。
粗削りですが、嘘のないこの映画のとりこになりました。
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