大災難P.T.A.
映画「大災難P.T.A.」
1987年のアメリカ映画です。
監督ジョン・ヒューズ
出演スティーブ・マーティン、
ジョン・キャンディ
この顔ぶれみればコメディ映画だとわかりますね。
スティーブ・マーティン演じる会社員の男は、出張で自宅から離れてるんですね。感謝祭の前日、自宅に帰ることを、妻に会うことを楽しみにして空港にむかうんですね。
途中、タクシーを待ってると、男にわりこまれるんですね。それがジョン・キャンディ演じるセールスマンなんですね。
スティーブ・マーティンが飛行機に乗ると、偶然隣りの席の男がジョン・キャンディなんですね。
スティーブ・マーティンは望んでないのに、ここからなぜかいつも隣りにはジョン・キャンディがいるんですね。
ここからふたりのロードムービーが始まります。
悪天候で飛行機は不時着。車と列車を乗り継いで乗り継いでふたりは自宅を目指します。
スティーブ・マーティン、はやく妻に会いたいんですね。飛行機で数時間で会う予定だった。飛行機の災難ですべての予定が狂いだすんですね。
ここからどんどん災難、大災難がふたりを襲うんです。帰れないんですね。帰りたいのに帰れないんですね。
目的があり、そこに困難がはいることでドラマになりますね。
ジョン・キャンディが災難の種をもってくるんですね。その災難をスティーブ・マーティンが受けながら物語進んでいきます。
帰りたいのに帰れないふたりのロードムービーです。
スティーブ・マーティン、大好きな役者です。アメリカのバラエティ番組「サタデー・ナイト・ライブ」で人気を獲得し、映画界に進出しました。
この作品でもそうですが、スティーブ・マーティンはトラブルに巻き込まれる役が似合いますね。
トラブルが吹き荒れる台風のなか、真顔で立ってるその姿がおかしいんですね。おもしろく見せようという芝居をしないですね。大好きです。
ジョン・キャンディはでてるだけで安心しますね。大きな体に人なつっこい顔。コメディ劇団「セカンド・シティ」の出身です。根っからのコメディアンですね。コメディ映画にはなくてはならない役者ですね。43歳で亡くなりました。惜しいです。まだまだ見たかったです。
監督のジョン・ヒューズはコメディ、青春映画の名手ですね。製作者としても、映画「ホーム・アローン」を手がけています。
80年代はいいコメディ監督が多いですよね。
スティーブ・マーティンと多くの作品で共にしている監督カール・ライナー。2001年には役者として映画「オーシャンズ11」にでてました。
映画「ゴーストバスターズ」の監督アイヴァン・ライトマン。息子も監督として活躍してます。
黒のスーツ、黒のサングラスのふたり組「ブルース・ブラザース」や、
マイケル・ジャクソンのミュージックビデオ「スリラー」も手がけたジョン・ランディス監督。
この作品「大災難PTA」もいい時代のコメディ映画ですね。