ありがとう、みい子の弟まもるくん
ボナセーラ。人生で一度は千代田区に住んでみたい松下です。
今日は短くサクッと最近の話を。
ぼく小学生の頃「こっちむいて!みい子」が愛読書だったんですけど、まもるという子が「アルジャーノンに花束を」って小説を楽しそうに読むシーンがありまして。ずっとその本読んでみたいな〜と思ってたら本屋で出会ったんですよ。
この本は文章形式が変わっておりまして、主人公チャーリィの日記が「経過報告」という形で綴られており、チャーリィの知能の変化に応じて文章のスタイルも変わっていくという本です。
なので最初は支離滅裂で読みにくく、知能が高度になるにつれ難しい漢字を用いた論理的文章になっていきます。
その感覚がとても新鮮でよく覚えていたのですが、、、、
今回兼近さんが出された「むき出し」の中でも同じようなシーンがありました!(※ネタバレあり)
主人公が留置場で本を読むにつれ、文体が変わっていくのですが、これが「アルジャーノンに花束を」を彷彿させる演出であり、僕は大感動。
すげえなーと思いながら、鼻息荒く兼近さん本人にその意図を聞くと「よく気付いたね。ちなみに本好きだったら文体によって主人公がどの作者の本を読んだのかも分かるようになってるから」とカウンターパンチを食らいました。
どこまで遠い人なんだよ。
まもるのおかげでから著者からとんでもない事聞けましたわ。
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