『音楽の時間』についてより詳しく。

『音楽の時間』第1回開催のお知らせ

新たに立ち上げた音楽イベント 『音楽の時間』 の第1回目を、3月30日 に開催します！
このイベントでは、従来のライブとは違う形で、もっと自由に音楽を楽しめる場を作りたいと思っています。
これからの僕の音楽活動にとっても、大切な一歩になるはずです。
『音楽の時間』については、前回のnoteでも少し触れましたが、今回はさらに詳しく紹介したいと思います。

なぜ『音楽の時間』を始めるのか？

僕は年間を通して、それほど多くのライブを行うわけではありませんが、制作する楽曲の数はかなり多いです。
例えば2024年を振り返ると、ドラマ2作品や映画のサウンドトラック、グラングリーン大阪の音楽、福岡の結婚式場の音楽、さらにはテレビなどで流れる楽曲など、Jazztronik以外にもさまざまな音楽を手がけました。
2024年だけで100曲以上を制作しましたが、その中でライブで披露できる曲はごくわずかです。
特にライブでは、新曲や人気のある楽曲が優先されることが多く、結果として、それ以外の曲はなかなか演奏の機会を得られません。
だからこそ、『音楽の時間』では、これまで披露する機会の少なかった楽曲を届けられる場にしたいと考えています。
また、僕の周りには、様々な音楽活動をしているミュージシャンやクリエイターがいます。そういった人たちを『音楽の時間』に招き、一緒にライブをすることも、このイベントをスタートする大きな目的の一つです。

作曲を続ける中で感じたこと

僕としては、せっかく作った自分の曲なので、本当はどの曲もせめて一度はライブでお披露目したいというのが本音です。
サントラやCM、あるいは誰かのために作った楽曲は、Jazztronikとしてリリースする楽曲とはまた違った魅力があり、自分にとっても新鮮に聞こえるものが多いです。
こういった楽曲を作る際は、基本的にオーダーがあり、
「こういうイメージの曲を、野崎さん風に作ってください」
と依頼されることがほとんど。
中には、まったく関わったことのないジャンルのオーダーがくることもあり、自分でも想像していなかったような楽曲が生まれることもあります。
そんな経験を通して、新たな自分を発見できることもあり、とても楽しく作曲をさせてもらっています。
作曲作業の最初はゼロの状態で楽器に向かい合い、
「明日のこの時間には何か曲が生まれているんだな」
と、まるで他人事のような不思議な感覚になることがあります。
でも、その “何もないところから音楽が生まれる” というプロセスこそが、作曲家としての醍醐味であり、大きなやりがいにつながっています。

Jazztronik だけがすべてではない

Jazztronikは、僕 “野崎良太” の音楽活動の中でも中心的な存在ですが、
それだけがすべてではありません。
僕の活動の中には、さまざまな音楽の取り組みが混在しています。
これまでの音楽活動の大部分を占めていたのはJazztronikでした。
それ自体に何か問題があるわけではありませんが、長年音楽を続けているうちに、どこか満たされきれない自分 に気づき始めました。
そこで、2025年からは “野崎良太”としての活動にもさらに力を入れていこう と、2024年初頭から準備を進めていました。
どれも僕自身の音楽活動なので、これまでと大きく違うようには見えないかもしれませんが、今までやってこなかったことを一つずつ形にしていきたいと思っています。
もちろん、Jazztronikとしてやりたいことも山ほどあるので、それも変わらず大切にしていきます。

会場「um」について

『音楽の時間』は特定の会場にこだわらず、今後さまざまな場所で開催する予定ですが、「um」は、落ち着いた雰囲気の会場で、このイベントのコンセプトにぴったりの空間 でした。
オーナーの榎本さんも、実験的な試みを歓迎してくれる方 で、「ここでやってみたい」とすぐに思いました。
そして、umのある 尾山台の商店街も、とても魅力的な雰囲気があります。

チケットは 40枚限定

『音楽の時間』は、ライブハウスやホールの公演とは違い、落ち着いた雰囲気の中で音楽を楽しめるイベントです。

📅 開催概要
📍 日時：3月30日（日）START 15:30
📍 会場：um（東京・尾山台）
📍 チケット：40枚限定
第一回目は、ホームパーティーのような温かい雰囲気になればいいなと思っています。
チケットはこちらのサイトで販売しています。
https://ongakunojikan1.peatix.com/view

ぜひ、皆さんご参加ください！