これまでのライナーノーツ執筆作品(2022年4月現在)
ライターにとって、ミュージシャンの方が渾身の想いで作られた作品のライナーノーツ(作品解説)を書かせてもらうというのはとても嬉しく、気合いが入るご依頼です。
まだまだジャズライターとしては駆け出しの私にそのような大役を依頼してくださった方々には感謝感激雨アラレでございます。今回は今まで書かせていただいた作品をご紹介させていただきます。
1.松本茜 『Memories of You』(2015年)
オスカー・ピーターソンやフィニアス・ニューボーンJr.を敬愛し、確かなテクニックと朗らかで楽しいスウィング感覚が素晴らしいピアニスト、松本茜さん。松本さんが2015年にニューヨークで、ピーター・ワシントン(ベース)と日米を往復して活躍中のジーン・ジャクソン(ドラムス)という強力なリズムセクションとレコーディングしたピアノトリオアルバムです。
このアルバムで初めてライナーノーツを書かせていただきました。発売翌年2016年1月に兵庫県3カ所(明石、姫路、神戸)でリリースツアーを企画させてもらったのもあって、思い出深い作品です。
2.BIG CATCH 『HOLIDAY』(2015年)
こちらも松本茜さん参加作。サックス奏者の浜崎航さんと松本さん、ベースに本川悠平さん、ドラムスに海野俊輔さんが基本メンバーで数曲ピーター・ワシントン、ジーン・ジャクソンが参加しています。
“痛快直球強力ニコニコジャズ”というバンドコンセプト通りの楽しく、しかも骨太な演奏を楽しめます。この作品、AmazonのJ-Jazzランキング1位も獲得しました!
3.Jazz VIRUS 『Cinematographe』(2019年)
関西を中心にオリジナル曲中心に演奏するインストゥルメンタルグループ、「JAZZ VIRUS」。2ndアルバムのライナーノーツを書かせていただきました。前回のnoteで紹介した「Kobejazz」のインタビューさせてもらったのがキッカケでオファーいただきました。タイトル通り、映像が脳内に浮かび上がってくるようなアルバムとなっています。
4.吉本章紘 『Nostalgic Farm』(2019年)
自身のリーダーのみならず、「深海魚」というユニットや、大西順子セクステット、小林桂さんとの共演など多方面で活躍中のサックス奏者、吉本章紘さん。吉本さんがアーロン・チューライやマーティ・ホロベックなど、都内で活躍中の注目のミュージシャンと独創的なサウンドアプローチに取り組んだWeb限定でリリースしたアルバムのライナーを担当しました。
ライナーはこちらからご覧いただけます。
5.河村英樹 『PLAYS BALLADS』(2019年)
関西を拠点に全国的に活躍されているテナーサックス奏者、河村英樹さんの2ndアルバムの各種Webショップ販売用の紹介文を書かせていただきました。ピアニスト木畑晴哉さんとの素晴らしいデュオアルバムです。河村さんの大ファンである私にとって、とても嬉しいオファーでした。
紹介文はこちらからご覧いただけます。
このアルバムは「ジャズ批評」誌の2019年ジャズ・オーディオディスク大賞「インストゥルメンタル部門第7位」を獲得されました。
6.金森もといトリオ『Invisible World』(2020年)
ご自身のリーダートリオや、寺久保エレナさんなどのバンドでサイドメンとしても大忙しのベーシスト、金森もといさんの2ndアルバムのCDライナーノーツを書かせていただきました。田窪寛之さん(ピアノ)、山田玲さん(ドラムス)との息の合ったトリオ演奏、さらにピアニストの魚返明未さんのストリングスアレンジでトリオ+ストリングスによる演奏も収められた充実作です。
7.秦乃里子『Look of The Sky』
2021年12月にリリースされた、ジャズシンガーの秦乃里子さんのファーストアルバムの帯文を担当しました。
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