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心の動きをちゃんと捉えて表現してあげる

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最近の記事

ありのままの自分とあるべき自分

「ありのままの自分」と「あるべき自分」が何かを考えたときに、正直違いが分からないし混同してしまっているのではないかと思った。 普段周りからは「マイペースで○○君らしいね」と言われることが多いけど本当にそうなのだろうか。そう信じたいと思いつつも、ちゃんと内省してみると常に自然体でいれているわけではないことに気づいた。 例えば、あんまり気は進まないけど好印象を作りたくて見栄を張ってしまったり(自分を大きく見せようとするほど小さく見えてしまうという皮肉…)、本当は話しかけたいけ

    • 30歳で死ぬと思いながら生きていた

      小学生のとき、「将来の夢は何ですか?」と何度も問われた。 周りの友達を見ていると、学校の先生やスポーツ選手、消防士を夢として掲げて堂々と発表していた。 私はいつも答えに窮していた。そんな難しいことを容易く聞かないでほしい、といつも思っていた。 興味あることはありすぎて選べないし、先の未来のことなんか想像できない。もし言葉にして誰か伝えてしまったら無意識の中で将来の道が固定化されてしまうかもしれないという恐怖を抱いた。 なので、「何でもいい」とか「何者にもなりたくない」

      • 予感のする方へ

        人の気持ちをちゃんと考えよう。 この言葉がすごく苦手だった。たぶん小学生のとき、家族や学校の先生に最も言われた言葉。 自分の何気ない言動で、周りの友達が泣いたり大人が怒ったりしてる様子をよく見かけた。みんなが感情的になってる状況が不思議だったけど、たぶん悪いことをしちゃったんだなと少し自覚していた。 とりあえず、声のトーンを落としたり表情を暗くして、反省した雰囲気を醸し出した。「ごめんなさい」「次からちゃんとします」という心に無い言葉を機械的に喉から発声してその場を乗り