【体験談】オンライン合コンに参加してきた話
「落ち着いたら、連絡する。」を考察する。
本当に落ち着いて連絡をする人がどのくらいいるのだろうか。
落ち着くの基準は人それぞれであり明確でない。そもそも人は落ち着くのがベストなのだろうか。
スペースマウンテンを冷静に落ち着いて乗る人は少ないだろう。
完全に曲がる強度やルートを把握した状態で乗っても楽しくないと思う。
何が言いたいかと言うと、「落ち着いてない時は、意外と楽しかったりする。」と言うこと。
今でも仲良い友達は、ピンチの時など”私が落ち着いていないとき”に支えてくれたり、励まし合った人だったりする。
なので「落ち着いたら連絡する」と予防線を張るよりも、「話したいから連絡した」と事後に伝える方がきっと良い関係を築けると思った。
令和の恋愛最前線! 現場の香りをわかりやすく伝えたいと思う。
「オンライン飲み会!」「zoom飲み!」「リモラブ!」
人々の寂しさをあきれるほど駆り立てたコロナショック。ステイホームの定着とともに上記のようなオンラインでの人との交流が主流になり約1年。
誠に遅ばせながら、「オンライン街コン」なるものに参加してみた。
本記事では、筆者の体験をもとにオンライン合コンのリアルな現場を書いてみようと思う。
▶目次
・なぜ参加しようと思ったのか。(動機)
・当日の流れについて。(方法論)
・体験談
→どんな人たちが参加していたか。
→どういった準備が必要なのか
→活動記録
・感想
・お知らせ
なぜ私がオンライン合コンに参加しようと思ったのか。
オンラインでの男女の出会いの場があることは周知していた。情報感度がそれほど高いわけではない私でも、世間話やニュースサイトから情報を得ていた。
やってみようと思ったきっかけ(目的でもあるか)は主に下記の通りだ。
・仲間内の会話のネタ。
・すべらない話のアウトプット。
・初対面で会う人とのコミュニケーションへの耐性を作る。
※と、ここまでドヤ顔で書いたのだが”若干の下心”も理由の一つとして否定できない。(笑)
参加の目的をはっきりさせたのち、5月某日金曜日22:30分。
薄暗いリビングで私は、PCのインカメとマイクを前に決戦の覚悟を決めたのであった。
ここまでが、動機についてである。
申し込みまでから参加までの流れ
どのようにして、合コンに参加したかを説明する。
超簡単。googleで「オンライン 合コン」で検索をかけた。
1番最初に表示されたサイトが、日程候補がたくさんある。
さらに口コミを調べ、オンライン合コンの最大手と評判だった。
※下記参照
Amazonアカウントにて参加費の支払いが可能。日程の候補が沢山ある。
この辺はすごくよかった。
しかし、同時にマッチングアプリへ強制的に加入させられるのがマイナス。
オンラインが流行る前は、リアルで会う街コンの企画がメインだったようで、合コンと言うよりも多くが「オンライン街コン」の名目で参加者を募っているようだった。
テーマに沿った日程候補から、参加条件に合った希望のものをチョイス。
女性は基本無料。男性でも1000~3000円くらいで参加可能のようだ。
◆参加条件
募集にあたりテーマや募集者の年齢が決まっている。
テーマ①「同世代」 時間(22:00~23:30)
参加条件 ・女性:28歳~32歳 ・男性:28歳~32歳
テーマ②「年の差でもOKな人」 時間(20:00~21:00)
参加条件 ・女性:22歳~29歳 ・男性:25歳~35歳
私は「関東エリア限定」というテーマ。
女性は20歳~35歳、男性は23歳~37歳が条件の回に参加した。
料金は1500円。まあまあ高いなと思った(笑)
東海道線で東京から小田原まで行ける金額である。
開始10分前より受付が開始され、待機ルームへ入出可能。
この時点では、誰が参加しているのかなどは把握できない。
予定時刻が来ると、1~8くらいのトークルームに移動。
入出ができ、他の参加者と画面越しに通話をすることができる。
各部屋4人までの入出制限があり(男女関係なしに)、入退室はいつでも可能。部屋の選択画面で、どんな人が入出しているかを把握できる仕様となっている。
ここまで方法論・参加の流れについてだった。
体験談報告
◆どんな人が来ていたのか。
全体の参加人数は、見立てより多いなと感じた。
男女比は、【男6:女4】くらい。8部屋ある参加ルームの半分くらいが埋まる程度だった。
全体の年齢層は26歳くらい。
男性は20代後半から30代前半まで幅広く、女性は20代後半に集中していた。
違うレギュレーションによっては、バラつきがあるのかもしれない。
そんな中、私は90分の時間内で3部屋で会話に参加することができた。
◆どんな準備をしてきたか。
オンラインと言えど、合コンと名がつくのでちょっと準備してきた。(笑)
・見た目の印象操作。
デスクライトを目の前に光が当たる形をとり、なるべく暗い色のシャツを着て参加した。(どちらもYou Tuberが多用していたり、免許の撮影をする時のテクニックである。)
・ニックネーム
参加にあたりニックネームを設定することができる。
ファーストネームなどの本名を設定できるが、大勢参加の飲み会で人の名前を覚えて帰ったことは大体ない。
なので、顔と名前が一致できるような奇天烈な名前を付けてやろうと考え、当日私は、「マレフィセント」というニックネームを付け参加を果たした。
ファーストネームや苗字をもじったニックネームでの参加者が多く、異質であったためか反応はかなり良かった。
これ、オンライン特有のメリットなのではないか?
・その他プロフィール設定
写真、職業記入欄、身長の記入欄がある。
写真はnoteのプロフィール画像と同じものを、職業も嘘偽りなく記載。
身長は小数点第0位刻み入力であった。つまりプロスポーツのように小数点以下は表示がない。
起床時に測定したと仮定し、健康診断上の身長より0.5cm増加。
さらに切り上げた身長を記入した。(よし。不正はなかった。)
さらに、今まで付き合った人数を記入する箇所があった。
ここは、バキバキに嘘をつき3人と回答しておいた。
確か、テレビ番組の街中インタビューで「男性の理想の付き合ったことのある人数は?」との質問に対しベストアンサーが”3人”とされていたのを見た覚えがあったからだ。(私の本当の人数は秘密な)
ちなみに男女ともに、この質問に対してはウソツキが多いので、大学生の「行けたら行く」や、プロ野球の助っ人外国人の○○の再来くらいの信用だと思ってくれていい。
◆活動記録
・1部屋目
時間内ならいつからでも参加可能。もちろん退出も。
せっかく1500円も払うのなら、時間いっぱい利用しようと思った。
開始時間と同時に一つのトークルームで待機していた。
開始から参加者でにぎわっており。私のように一人で待機して待つ者。部屋に入らずほかの参加者の様子を伺う者など。様々だった。
ほどなく女性の参加者が入出、A子とする。
挨拶から始まり自己紹介。やり始めたきっかけなどの会話が続いた。他愛のない会話を続けていくと、男性の参加者B男が1名入出して来た。
3人で、15分くらい互いの事を話していった。
A子「ニックネームwww」
B子「マレフィセントwって」
A子もB子も本名にちなんだニックネーム。
私のニックネームについて突っ込まれしばらく話題となっていった。
起こったのは爆笑というよりは、少し乾いたような笑いであったが、互いに緊張している中、まずまずな話題の提供ができた。
具体的には、「ラプンツェルとかと悩んだんですけど、僕のイメージと違うかなwって。他には”梅干し星人”とか候補に挙がっていました。」
のような返しで何とか会話を広げることができた。
ニックネームからお互いの事について話すようになり「A子さんて、○○ぽいですよね!」「モテそう」
のような、主体を相手に置く会話の反応が良かった。この辺は、リアル合コンでも有効なんだろう。
始まりから、30分くらいたちD子という女性が入出し4人満員となった。
4人くらいになると、一方的に話すタイプ、終始相槌を打つタイプなどそれぞれの特性が分かるようになってくる。
オンラインと言うことで、表情や顔のしぐさが分かりやすく読み取れる。A子が趣味の話をしている一方、D子が飽きてきてるなと感じられた。
私は、A子の話の区切りが良いところで、B男に「B男さんはどんな趣味があるんですか」などグダグダな雰囲気の操作をしていた。
話の長さは別として、他の参加者は皆コミュニケーションが致命的と言うわけでなく、会話も弾み楽しい時間だった。いや…生きているとどんな言語も通じない人っているんですよ。
D子が別の友人と参加しており、待ち合わせしているとのことなので解散。テキスト送信機能よりLINEのIDを交換し解散をした。
後日、D子がネットワークビジネスの勧誘者と判明。
・2部屋目
解散と同時にトークルームを退出。2部屋目を探すことになった。
どこのトークルームも満員となっており、盛り上がっているように感じた。
人がいる部屋が少なく、あっても1人が入出している部屋しかなかったため、誰かと会話することで追加の参加者を待つ作戦に転換した。
先に1人で入出していたE男とあいさつを交わし参加者を待つことにした。
彼は、3回目の参加だそうで今までどんな人と会ったかなどを聞いた。
lineを交換しても、”続く”ことはなかったらしい。
さらに、怪しいセミナーに勧誘してくる人、マルチ商法を画策している者、メンヘラの参加者も多いとの情報を伺った。
後日彼とやりとりをし、参加者からマルチの勧誘を受けたとの報告を受けた。
私も、前述したD子より怪しいセミナーへの勧誘を受けた。一部のアウトサイダーも存在するのだと痛感した。コロナ渦においても詐欺師は元気なことだなと。
彼曰く、「たぶん去年ぐらいの始まった頃は普通だったんだろうけど、もう情弱の狩場に変わったんだろう笑」とのこと。
・3部屋目
3部屋目は、すでに3人で会話しているトークルームに入出した。
4人目として入ることに、緊張はあったが受け手の3人はとてもやさしく歓迎してくれた。
この部屋は、女性1人に対し男性は私を入れて3人であった。
(F子、G男、H男)
同性が多くなると、同性間でのマウンティングが起こるのではないのか?
と予測していたが、民度も良かったためそういったことはなく気持ちよく過ごせた。
ちょうど入出した時は、互いの出身地が話題だったらしく
葛西出身のF子に対し、
「ああ、千葉県江東区の!」のような冗談で返してみると
「違えよwしかも江東区だし!」のようなアンサーがあり意外とウケた。
ここでは、いじられキャラと聞き手に回る人が多かったため、私は会話を供給する役割を担うこととなった。
1時間弱くらい話をし、会話も盛り上がり3部屋の中で1番楽しかった。全員とLINEを交換し、宣言空けに飲みに行こうといった話も出てきた。
ぶっちゃけ1回やればいいかな(笑)
今回の経験を経て、正直な感想だ。
1500円の価値はあるかな。一人暮らしで寂しい時なら使ってもいいかな?くらい。
ただ、やってみたいなってきっかけからできた目標は果たせた。
リアルで初対面の人と挨拶するときもきっと余裕は出てくると思っている。
ただやっぱり、初対面の人とずっと喋るのは、仲良い友達としゃべるよりも疲れてしまったてのも事実。
私自身、友人は狭くて深い関係が理想だと思っている。
喋るのが好き、人間関係には【多くの・新たな出会い】を重要視する人はそんなに抵抗ないかも。
それに、やってみて感じる言語化できてない部分もある。
私の4000字以上の”何か”を発見したい人、ガチで恋人を見つけたい人はぜひトライしてみてくれ。ご武運を祈っている。
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