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「介護」が頭をよぎったら最初に読むnote

こんにちは、今井です。

前回はだいぶ熱く語ってしまいましが、「もう少しライトなnoteも読みたい!」という読者の方からのご意見いただきました!
メッセージくださった方ありがとうございます!

というわけで、今回は3分くらいでサクッと読めるものを書いてみようと思います。

本日お話を伺った方のお悩みが介護施設入居に関する事項でしたので、今回は介護施設入居をテーマに書いてみます。
同じようなお悩みを抱えていらっしゃる方の参考になれば幸いです。

では早速本編どうぞ!


1.介護施設に入れるのは悪か?

「介護施設に親を入れた」「親が介護施設に入った」と聞くとどんなイメージをお持ちになりますか?

まだまだ多くの方が親を介護施設に入れることに罪悪感を感じているようです。

ただ、親の幸せと同じくらい、子の幸せも考えることをお勧めしています。

親が幸せなのを見て、子も幸せになるし、子が幸せなら親も幸せなはずだからです。

前回のnoteでも触れたように少子高齢化の進展は子の負担を何倍にもしています。


介護施設サービスは介護を社会全体で担い、お子さんの負担を少しでも軽減するために生まれた仕組みです。

もちろん親子での丁寧な話し合いが前提にはなるでしょうが、

介護施設に入居=子が親の面倒を看ることを放棄した

ではなく、

介護施設に入居=プロの介護によって親子双方の負担を軽減する

という考え方が広まれば良いなと思っています。

2.介護施設入居のメリット・デメリット

では次に、介護施設に入居された方(親・子双方)のメリット・デメリットについてご紹介したいと思います。

2ー1.介護施設入居のメリット

プロによるケアが受けられるので、入居者の親にとっても、症状の改善や快適な暮らしなどのメリットが大きいです。

また、同世代の入居者の方との交流などで精神面でポジティブな変化が生まれるケースもあります。

子にとっても、いわゆる「介護疲れ」「介護うつ」から解放され、家族内でのケンカや、いがみ合うことも減るなどのメリットがあります。


他方で、デメリットというか気を付けるべきこともあります。

2ー2.介護職による高齢者虐待のリスク

少し前にニュースにもなっていましたが、まず気を付けるべきは介護職による高齢者虐待です。

厚生労働省が令和元年に実施した調査によると、養介護施従事者等による虐待判断件数は644件報告されています。

許されるべきではないですが、実態としてこのような施設があるので、入居前に優良な施設かどうか調べておく必要があります。

2-3.入居後の認知機能低下のリスク

施設入居により生活環境が変化し、買い物や食事の支度など、自分でやらなくてもよくなることなどにより、認知症が進行してしまうリスクがあります。

ただし、施設で認知症ケアをされているところもあります。
大切なご家族のことなので、事前にどんな施設なのか調べられることが大事です。

2-4.重い経済的負担

最後は経済的な負担についてです。
そしてこの部分が冒頭ご紹介した方の最大のお悩み事項でもありました。

介護施設、といっても様々なタイプがあり、サービス内容も違えば、費用も大きく異なります。

そして、一般的にサービス内容が良くなればなるほど、(当然ですが)費用も高くなります。

また、公的施設(介護保険施設)は費用が安価な一方で、すでに満室で入居待機期間が何年にもなっていたり、入居の条件が定められていたりするなど、入りづらい状況です。

他方で、民間施設は公的施設よりも入りやすいのですが、入居にかかる費用が公的施設よりもはるかに高いです。

そのため、「近日中に入居させてあげたい」となると公的施設に入れることが難しく、お金の工面が必要になって頭を抱えるというケースが発生しえます。

現時点では、どうにかして工面するしかなく、今後は事前に経済面の対策をしておく(保険的なもの)が一般的になっていくんじゃないかと考えています。


というわけで、今回は介護施設入居に関する問題をいくつか述べさせていただきました。

なお、経済的負担の部分は次回noteでもう少し詳しくお話しようと思います。

ご家庭それぞれの状況や想いによって、何が問題か、何ができるかは異なりますので、まずはご家族で話し合われることをお勧めします。

転ばぬ先の杖をつかむきっかけにこのnoteがなれば幸いです。

今回も読んでいただきありがとうございました!

発見があった、分かりやすかった、などあれば是非スキ・フォロー、Twitter(X)のDMなどよろしくお願いいたします!

では、また次回のnoteで!

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