辞めさせない人。
初めまして。
中目黒、鎌倉、つくばと3店舗の美容室を運営しております
e’s(イーズ) の古里リョウタと申します。
元々は某有名サロンで14年勤務し、2年前に父が運営するイーズを引き継ぐ形で現在に至ります。
この2年は激動で
大きなサロンの店長をしていたとは言え
いきなり中規模サロンの経営を担うわけですから多くの現実を思い知らせて参りました。
現在は1日15名程のお客様を担当しながら3店舗の美容師経営者を続けております。
今日は僕の大型店で店長を任されていた時代とオーナーになってからの
過去5年で退職者が1人だけと極端に辞めないサロン作りに成功した経験をお話ししたいと思います。
結論。
なぜ辞めないのか?
それは辞めないではなく
【辞めさせない】 から
は???
と思いますよね?
僕の統計上
辞めさせる店長、経営者は『諦めが早い』
なんです。
僕は、現状辞めないサロン作りに成功したとは言えその前は酷いもので
入れ替わりの激しいサロンで毎年何人も辞める後輩、当時100人を超える退職者を見て来ました。
僕ほど後輩が辞めた経験のある美容師はいないと自負しております。
だからこそできた経験で【諦めてはいけない】
という結論に至ったのです。
僕は上司や後輩、誰になんと言おうと辞めることを肯定することしてきませんでした
結果周りから辞める人が消え人が増えていったんです。
そもそも僕ら美容師の現実を理解する必要があります。
昨今では子供も人口も減り人材豊富、将来安泰なく
美容師は今後より人材確保の競争が激しくなる職種、厳しい現実が待っています
だからこそ
【辞めることを許す=育てることを放棄する】
これは絶対にしてはいけないんです
「どんな子でも育て上げる気概が必要」
あれですね、失恋を認められないダメ男かもしれません
でもそれがいいと僕は考えます。
サロンにおいてスタッフといかに向き合い続けても、時に気が付かないうちに失望をさせるものです。
だからいつも間にか『辞めたいです』の一言が出るのでしょう
辞めたいスタッフに諦めずに向き合って
やり直す術はないのか、なんとか復縁できないのか徹底的に足掻いて向き合う
そうすると自分とサロンに足りないものが見えてきます。
そこからが辞めないサロン作りのスタートです
「なぜ辞めたい?」
「どうすればそう思わなかった?」
「お前がが悪い」
ではなくて自分に間違いはなかったのか
その自問自答をしない『諦め続ける』サロンは辞め続けるのです。
なぜ辞める人が絶えないのか
なぜ辞めるかが見えない
そんな人ほど辞めるスタッフがいる時が成長のチャンス
この気を生かして辞めないサロン作り
していきましょう!
これはあくまで個人の意見。
是非同じ志の方からもご意見が頂けたら学びになります!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
e’s 古里リョウタ