EMotデジタルチケットを利用してみたので感想と評価(丹沢塔ノ岳方面)
神奈川県の塔ノ岳へ登山する予定があり、その際使用したEMot(小田急が提供)するデジタルチケットサービスを使用したので、その感想・評価を書こうと思う。
なお、筆者は東京都内からのアクセス。
※個人的な感想です。
利用した条件
大人1人で平日に利用
経路は、東京都内 - 代々木上原駅経由 - 渋沢駅 - 大倉バス停
利用端末は、iPhone12 iOS16.1
EMot App version 2.6.24 (2022年10月下旬利用)
総評
電車・バス・温泉施設で割引適用を受けることができ、移動コストを下げることが可能。
一部不満点もあるが、利用するメリットは十分あるかと思われる。
よかった点
旅行全体で、合計559円の割引を適用でき、移動コストを下げることができた。割引額の内訳は下記に記載する。※利用経路により、割引は変動。
デジタルチケットということで、購入から当日使用までをスマホで完結できる。
クレジットカードでの決済が可能。
バスにおいて、支払いはデジタルチケットを乗務員に提示するのみで、スムーズに乗降可能。
アプリのデザインも比較的使いやすい。
※参考
筆者の受けた割引の内訳は以下の通り。
なお、計算経路は以下としている。
行き:代々木上原 - 渋沢 - 大倉バス停
帰り:大倉バス停 - 渋沢 - 鶴巻温泉(温泉利用で途中下車) - 代々木上原
電車・バス:359円 = 1,919(ICカード通常料金)-1,560(EMotチケット)
温泉施設:200円割引 ※通常800円(平日料金) ※弘法の里湯利用
割引合計:559円
イマイチだった点
バスは提示が楽なのだが、電車においては、イマイチだった。具体的には以下。
デジタルチケットはQRコードなので、乗降の際には必ず係員の窓口に行く必要がある。
平日だったので、そこまで混んでいなかったが、土日や人が多い時間帯は対応に時間がかかりそう。降りる駅の窓口で、デジタルチケットの提示だけでなく、ICカードの清算も必要。
EMotのデジタルチケットが対応している電車区間は、代々木上原駅-渋沢駅間である。代々木上原駅において、千代田線からの乗り換えは、改札を通らずに済むため、その際には渋沢駅にてICカードは千代田線から乗ったままの状態になっている。
したがって、係員に説明し、精算をしてもらう必要がある。これが、行きと帰りの両方発生する。
イマイチな点もあるが、問題なく利用はできたため、丹沢方面への移動の際には利用を検討したい。