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【公認競技会開催に向けて】日本一の屋内走路での模擬競技会を終えて

2月16日中京大学に夏ごろ建設された室内走路にて
競技会開催に向けて、模擬競技会が行われました

そこに参加した僕自身の、室内競技会についての感想と
自身の試合結果についての振り返りを書いておきます

室内での競技会

今回の競技会では60m・60hが行われ、写真判定の機械を使って準備ができ次第走り、何本走ってもいいという形で感覚的には競技会というよりトライアルでした
それでもこの時期に電動でタイムを計ることができるのは今の実力を知るためにかなり有益なため出場し、僕は60mを2本走りました

僕としては模擬だとしても室内の競技会というのは初で新鮮な気持ちでした
室内であるがゆえに当然風や気温にもほとんど影響されず試合を行えるため、風の影響をかなり受ける陸上競技においては記録を狙うためにもいい条件だと感じ、また、日本は冬にかなり気温が上がり、海外の選手にはスピードを上げた練習やレースができない中、そういった質の高いトレーニングをできる機会は日本中探してもなかなかないため、中京大学陸上競技部としても今後の展望に期待できそうだと感じました

僕自身も競技会の時ならず、普段の練習から使用していますが、雨風を気にせず練習を行え今までよりも良いトレーニングを詰めていますす!

試合の反省

今回のレースでの一番の感想は

「めちゃめちゃ緊張した」です

レース自体が久しぶりなのはもちろん、ブロックからの練習もこの冬
まだ数回しかしていません。その中での今回の競技会、とにかく緊張しました。心臓はバクバク、体には少し力が入らないような感覚、久しぶりの感覚でした

僕がまだまだ未熟だからかもしれませんが、この緊張感をシーズン前に体感しておけたことだけでも大きな収穫かなと感じています

技術的な振り返りとしては、この冬苦手な前半の加速区間に力を入れ練習を積んできたかいがあり、着実に成果が出始めてきました。しかし、その力をブロックからの飛び出しにまだつなげきれてませんでした。今回は緊張からもわかるように力が入ってしまっていた部分も少しぎこちなさが出てしまっていた
逆に一次加速区間をぬけてからのスピードに乗っていく区間は咋シーズンよりも確実によくなっていた

結果としてタイム自体も昨シーズンから考えると、この時期であっても悪くないタイムでしたが、理想とするところにはあと0.2から0.3秒ほど届いていませんでした

今後の課題としては、スタートに対しての技術不足と理想の動きに対する考え方の修正が必要になってくると感じました
スタートでは大きな動きで地面を強く押していく海外選手のような動きを目指していましたが、しっかりと重心の下に足を置き、重心移動を意識するような形で力を使わないスタートをし、後半で力を使えるような組み立てに変えていこうと考えました

それから、さらにスピードを上げていくことも必須です
質を高めるための技術練習と並行しながら、徐々に質力を上げたトレーニングやスピードを上げたトレーニングを重視して取り入れていく必要があると感じました

総括

今回の競技会での当初の目的であった、現段階での力試しという観点から見れば、大成功に終わり非常に収穫のある競技会となりました。
これから、この室内走路で公認の競技会が行われていけば、僕と同じような感想を持てる人が増やすことができるとともに、中京大学陸上競技部のみならず日本陸上界の発展につながっていくのではないかと感じ、その未来に期待したいと思います

その際にはぜひ、一度出場しに来てみてください

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