海外就職を目指す上で、現状不足している情報は何か考えてみた
「海外に出たい?じゃあ早く来れば?」
「いや、わかってるんだけど。。」
これ、海外在住者の先輩に聞いたら、結局はこういう結論に至ることが多い。当然、僕も「来たいなら来ればいい。結局決めるのはあなた自身だから」というスタンスに変わりはない。
相談者もわかってるんだけど、なかなか具体的なアクションに移れない。
ただ ”来いよ” と言うだけでなく、何があれば上手く背中を押すことができて、どんなボトルネックを解消すればアクションに移すことができるのだろうとの問いに対し、自分なりに少し見えてきた仮説がある。
最近、学生や20代若手社会人とお会いする機会や、相談をいただく機会が徐々に増えてきた。自分もキャリア和僑の名のもと、海外転職、キャリアアップする人を増やすべく活動しているが、実際にあった方々に対し、どんな情報を求めているかをヒアリングしてみたところ、
・海外志望だけど具体的にどんなキャリアパスを描けばいいかわからない
・どのタイミングで行くべきか迷っている
ー新卒で行くべきか
ー経験を積んでからか
ー駐在を狙うか
・今海外で働いている人たちが、どんな思いのもと、どんなプロセスでいまに至ったのか知りたい
正直、これらの問いにドンピシャな正解はない。人それぞれ置かれた状況は違うし、目指す姿も違う。ただ、参考にできるはずなのは、これまで同じような思いを持っていた先人・先輩達は、どんな道を通ってきたのかって前例・ロールモデルなんだと思う。
で、この前例ってのは「今立派に海外で成功してます!」ってキラキラしたものである必要はなくて。ここで必要なものは、
1)ロールモデルのレパートリー
2)現在に至るプロセス・ストーリー
大きくこの2つ。
1)レパートリーっていうのは、
文字通り、多種多様なパターン、幅出し。
例えば、大きく言えば駐在員、現地就職組、起業家、って3パターンになるけど、
一概には括れないパターンが実際には存在する。
2)プロセス・ストーリーは、
ー今何をしているか(これは見ればわかる)
ー過去どんな経緯で今に至るか
・その時どうなりたいと思ったのか
・何をきっかけにそう思ったのか
・そのために何をしてきたのか
ー今後はどうなりたいか
という、時系列での思考の変化や、行動履歴。
https://twitter.com/ryota0406/status/1067459284500283392
この、
1)レパートリーの横幅を広げて、2)時系列に沿ったプロセスの深掘りをするという二軸で、前例をたくさん示すことが、実は海外思考のある若者が必要としている情報なのではないか。
てことで、ささやかな一歩ではあるが、僕の知っている多様な海外在住組たちの今に至るプロセス、ストーリーを、インタビューして発信していければと思う。このロールモデルのプチ図書館的なものを作ることで、多くの海外進出ポテンシャル組が、一歩を踏み出しやすくなるように。
ちなみに、僕の海外に出るまでの思考プロセスのほんの一部は、過去のnoteにて公開してます。
その他、こんな情報があったら助かると言うコメントもお待ちしてます。コメントでも、DMでも、質問箱でも、どしどしお待ちしてます!