時代が変わるその前に

今日が平成最後の日。なんとも感慨深いものだね。

あともう少しで令和になる。

時代が移り変わるだけなのに、これだけ世間を賑わすもんだから凄いよなぁ。

僕は平成に生まれ、平成で育った。

平成が僕の全てを彩ってきた。というよりか僕は平成しか時代を知らないんだけどね。

甘酸っぱい青春も、ほろ苦い青春も、全部平成でした。

僕のこれまでの喜怒哀楽が全部詰まったそんな素敵な平成でした。

これから僕たちは令和を迎えようとしている。

君の気分は今どんな感じだい？ワクワクしてる？それとも不安もあんのかな。

僕はこれからの時代にワクワクしているし、不安もちょっぴりあるよ。

「ありがとう」と「ごめんね」をくり返すそんな平成でした。

僕らが出会ったのは平成で、こうして一緒に令和を迎えることができることを、心から嬉しく思う。

なんだか浪漫があって素敵だねって。君と一緒に時代をまたげて嬉しいねって。

これから先も一緒だよって。迷惑かけたらその分謝るから許してよって。

僕の人生を今ふと振り返ると挫けそうなことが多い平成でした。

いや、ちょっと待てよ。僕の26年間はそんな簡単に振り返れるもんじゃないよな。

でもまあ振り返るとするならば、たくさんの涙を流してしまった平成でした。

お金がない経験もしたし、とても順風満帆な人生ではなかったよ。

最愛の人を亡くした平成でした。

色んな人に支えられた平成でした。

僕は1人じゃなかったんだよ。そのことに気づけたからほんとに幸せだと思う。

泣くほど辛い出来事も、誰かが側にいたから乗り越えることができた。

きっと僕1人なら逃げることも多かった。でも逃げなかったのは、紛れもなくその時に側にいてくれた誰かのおかげだ。

僕の人生には誰かが存在して、その誰かと共に成長してきた。

色んな人に迷惑もたくさんかけたし、多分これから先もたくさん迷惑をかけ続けるんだと思う。

僕も迷惑をかけられた分誰かを許せるそんな素敵な大人でありたい。

泣いたり笑ったり、怒ったり喜んだり。

色んな経験をして、成功したり、失敗したり。

これから先も同じようなことを繰り返しつつも、新たなことに挑戦してつまづいたりするだろう。

その度に誰かに救われるんだろうね。でも最後は自分の足で立ち上がって2本足で、前に進んでいこう。

平成のうちに書いておきたかったなと思ったので、殴り書きですが、自分の思いの丈を書いてみた平成最後の夜。

生きていて良かったと思えるそんな夜はまさに今日だ。

ありがとう平成。かけがえのない財産を残してくれて。

さようなら平成。僕は先に進むことにするよ。

平成で起きた素晴らしい出来事を胸に、令和でも生きていく。