スタートアップ転職で変わったこと～少し優しくなれたかも～

2021年11月30日 18:30

スタートアップに転職して５年弱。
前職の人と話したり、イベントで話す機会もあったので、
感じていることを書いてみました。

仕事の変化はもちろんありますが、
周りの人の見え方がかわってくる、そんなお話です。

”変わってる人”は”意思の強い人”

会社の中で、
なんでその仕事ばっかりするのだろう？
早く帰って謎の活動しているぞ、
そんな人いると思います。

同じ会社にいるときは、
変わってるな、とか、ちゃんと仕事しようよ、
とか、空気を読んでくれ～って思ったり。

でも、スタートアップに転職して思った。
意思が強いんだな、と。

スタートアップは知名度もまだまだ
何か成し遂げるためには、
個人として前職の名前を借りてみたり、
友人に営業したりしないといけない場面がある。

その時に実感した。
批判もされる中で、自分の意志を貫く力がいる。
最初っから全員に気に入られるものなんてないんだから。

どんな会社組織の中でも自分を貫ける人。
"変わってる人"は"意志の強い人"、
そう見えるようになってきた。

一方で、とにかく夜遅くまで仕事をする。
飲み会でうちの会社はやばい、と言う人がいる。
私もそんな人間でした。

転職した今、そんな人に思うこと、
優しいね、無理しないでね、と。

上司や組織に対してぐちってしまう。
でも、ぐちるのにもエネルギーがいる。
嫌なら考えなければいいのに、
嫌になりきれない優しさがある。

上司のオーダーがきつい、でもその上司だって
その上司や外からのオーダーがある。

スタートアップなんてできていないことだらけ、
すべてがオーダーに見えなくもないし、
全部やっても大企業にかなうわけない。

瞬発力と持続力、それを発揮するためには
やらないことや目をつむることが増えてくる。
それを感じれば感じるほど、
"ぐちっちゃう人"が"優しい人"に見えてくる。

いろいろ人の見え方が変わってきた。
それぞれに理由があるし、それぞれに良さがある。
だから、ちょっと優しくなれた気がする

とはいえ、みんないいよね！では物足りない。
自分なりにどうなっていたいかを考える。

目がキラキラしてる、これにかなわない。

目がキラキラしてる人は、
批判をされてもプラスに変換できる、
だから、アイデアも集まってくる。
前の会社でもそんな人を見てきた。

自分は転職するときに、
社内に残る理屈と転職する理屈を秤にかけた。
環境・チャンス・収入、理屈では残った方がいい。
それでも転職したい気持ち、その伝え方は一つしかなかった。

目のキラキラ、これからも意識していきたい。