猫になる(5) ねこダッシュ
紹介がおくれました。
うちの子はノエルといいます。
2014年の夏うまれで今年6歳(♂)。
アメリカンショートヘア。
きほんは穏やかな子でほかの猫にもれず大半は寝てすごしてます。
ドライごはんと「ちゅ〜る」というおやつが大好きです。
毎年みてもらっているかかり医さんからは体重5kgがベストだそう。
ただいま500gほどオーバー。毎年まるくなってる気が。。そんなまるみもいいかんじだけど。
うちにきたばっかりのときは色々なおもちゃで遊んでました。
魚つりのさおの先っぽに鈴がついているおもちゃが大好きでした。
あまりに興奮して、「むふーんむふーん」と(鼻)息がきれるまであそんだり。
それがいまでは。。チリーンチリーンと鈴を鼻っつらにぶらさげても、まずはゴロンとねっころがって、手だけうごかして、足をつかってうごいたり走ったりする様子はまったくみせません。
すこしは運動しましょうね。。
いまこの文をかいているあいだも、となりの部屋にいるノエルはじっと目をみてきます。
そう、彼は「家政婦はみた」ばりに、あらゆるところからニンゲンをみつめてきます。
その目の熱量が非常にたかいときはごはんもしくはおやつほしいアピール。
でもときどき、どんなメッセージを送ってるのか、わからないのに見つめてくるときがあります。
あ、あそんでほしいのか、とちょっかいをだすと、「ああああああああんん」とさけびながら走りさったり。。あそんでほしいんじゃないのか。ミステリアスノエル。
この「ああああああああんん」。
ねことくらしはじめてはじめて知りました。
ねこはときどき叫びだすということを。
はじめてわが家にやってきた夜のこと。
電気をけしてウトウト寝ていると、突然ふとんの上に乗っかる物体が。
そしてその物体がざっ、ざざっと。超高速でよこっとびをしはじめます。
「???!」とおもってると、その物体は「ああああああああんん」とさけびながらトイレにまっしぐら。
トイレの猫砂をとっちらかしながら用を足して、また「ああああああああんん」とさけびながら、しばらく家中を走りまわってました。
そう、ねこには「トイレ・ハイ」「うんち・ハイ」というものがあるらしい。
もよおしてきた際、突然さけぶ、高速で走りだすという習性があることを、このときはじめて知ったのです。
また「トイレ・ハイ」でなくても、きゅうに「ああああああああんん」とさけび走りさることもあります。
ふだんはおとなしいノエル氏だけあって、突然の猛ダッシュは非常におどろきました。
当時をふりかえり、家人いわく「あたまがおかしくなっちゃったとおもった」そうです。
そんなこんなで今日もノエルの「ああああああああんん」ダッシュはつづいています。
いまのところ彼にとっての日々のエクササイズはこのダッシュくらいです。
用をたすついでに、コーフンするついでに、体脂肪ももやせよノエル。
きょうの逸品
ノエル氏のおやつはもう、このちゅ〜るシリーズひと筋。
まぐろ味、ささみ味など、こまかな味つけなんて関係なし。
このちゅ〜る型のパックをみるとそれがレモン果汁だろうがだしの素だろうが、じぶんのおやつと勘違いする。
そんなアクマ的な魅力をはなつおやつ。
人見知りにゃんこと仲よくなれるべんりなツールです。
うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。