好きな服だけで、おしゃれにみせるを読む
山下道ラジオで著者のkinoko.さんの旦那様?の話題がでていて、いろいろ検索しているうちにこちらの本を図書本でみつけたのでよみました。
当方40代男性で読んでいいのかちょっと困るかわいい本。
読んでみると、いろいろ今後の服選びに参考になることがかかれていて、ひさしぶりにファッションが楽しくなって、どの年代、性別でも楽しめる一冊でしたよ。
著者は150cm台の小柄な方で、こちとら180cmと、参考になるかなとパラパラみたら冒頭でスマホのセルフィーのとり方が参考になりすぎてビビりました。
著者はスマホを逆さにして鏡にうつった自分をとるほうが全体のバランスがよくなるよ、とのアドバイス。
そうそうそう、ふつうにとると頭が大きくうつってちょっと残念なバランスになるんですよね。
聞いちゃえば当たり前のことなんだけど、スマホを逆さにするって発想はなくてぎゃふん。
つづいてピンときた箇所は、気に入ったデザインの服は何着もほしくなるけど、同じデザインで揃えるなら素材のちがうものを、って。
たしかに。自分にぴったりの服って意外とみつからない。だから一度気に入ったものをみつけると、つい2着買っちゃう。
でもどうせなら、素材であそんだほうがコーデがたのしめる。かー。
ちなみに素材のちがう同系色でまとめているコーデ例の写真があって、とても素敵なんでまねしたくなります。黒基調で上はコットン、ボトムはウール素材にするとシックで大人っぽい印象に。
kinoko.さんオススメの服選びのコツからkinokoさんのお気に入り、考え方などなど盛りだくさんで、終盤いちばん刺さったのは、年齢に気にせずチャレンジするってこと。
これまた当たり前だけど、わりと40すぎるとおしゃれよりも機能性、挑戦よりも安定も無意識に選ぶクセがついてました。
山下道ラジオの紹介がなければこちらの一冊も手に取ることはなかった。洋服はもとい、もっと幅広くジャンルを問わずいろんな本も選んだほうが楽しいですね。
最後に著者自身の中学生、高校生の写真があって、現在の姿とくらべると、あか抜け感がハンパない。これがおしゃれの実力、魔法なのかと。
ちょっとだけ服選びで冒険することを楽しんでいるうちにあたらしい見方や自分に出会えそうな気分になる、春間近のいまにピッタリの内容でした。