お猫さまホイホイ
マッサージガンをしているとうち猫のノエルがやってくる。
マッサージを受けている側の横にちょこんと座り、マッサージの番をお行儀よく待っている。
ノエルは辛抱強く待つ。その姿が健気でマッサージガンの番を譲ると、マッサージガンに頬をかなり強めに押し付けてくる。
そのままグイグイ首周辺や頭部を押し付けてきて、骨の部分に当たるとカカカカカっと鳴る。
大丈夫かしらと思うんだけど本人は気持ちよさそうに全身とろけた状態でクッタリしている
いまわが家でいちばんマッサージガンブームがきているのは猫のノエルだ。
冷蔵庫を開けるとノエルがやってくる。
もうこれはね、学習済みです。
彼のおやつのスープ系おやつ(うちではジャブ飯と呼ぶ)がはいっている。
開封一番は良く食べる。
でも何回かに分けてあげていて、時間が経ったおやつは食べるのを渋る時がある。
鮮度の問題か。ちょっと生臭くなるせいか。
最近気づいたのはチャオシリーズの「ささみ ほたて味」。
こちらはスープというよりペースト状のおやつ。
これは食べる。開封済みのものもほぼ残さず食べる。
チャオシリーズは種類が多すぎて、なんだかわからん。
わからんなりに注文する際はなるべく現在のストックと被らないように選んでいる。
「ささみ ほたて味」は偶然選んで、ノエル的には当たりだったみたい。
しばらくこれは毎回注文しようと思う。
野菜室を開けてもノエルはやってくる。
もう、野菜室は尋常じゃないレベルでやってくる。
なぜならノエルの中でキングオブおやつは水菜だからだ。
肉食じゃなかったのか、猫よ。
生肉まったく受けつけない。
草食への進化の過程なのか。
そもそも水菜がないときは野菜室を開けても滅多にやって来ない。
①水菜を買ってきた
②野菜室を開けたら水菜のにおいがする
③水菜をカットしたものが冷蔵庫に入っている
このどれかに該当した場合、彼はデスパレートな感じですっ飛んでくる。
で、にゃあにゃあ鳴き続ける。
彼にとって水菜はヤバいブツだ。
ノエルが水菜好きだから、よっぽど水菜が高騰していない限り、なるべくストックするようにしている。
水菜って一袋50〜200円まで値段の幅あるある。
水菜を洗ったり切ったりするとき、決まって彼はうるさい。
にゃあにゃあ鳴くし、水菜をもらえるまで、もうなんかキレまくられる。
こちとら、急いでご飯の支度をしているのに、けっこうつらい。
さらにちょっとしたスキマ時間をみつけてノエルの分の水菜をあげようとすると、早くよこせバカヤローと言わんばかりに再度キレられる。
水菜を食べている時だけ、無言&夢中で食べる。
ちなみに彼が水菜を食べている間はボーナスタイム。
ふだんからだに触られることをあまり良しとしないが、水菜に夢中の間は好きに撫でられる。
いちばん嫌がるおなか周辺もさりげなくなら触ってOK。
このタイミングでメタボチェック。
この後だいたいオチがあって、人間がさあご飯の時間ですというタイミングで、ノエルはこっそりトイレに行く。
もうほんと、お猫様ですよ。
とまあこんな感じで、うちの子はいったんこれだ!って見つけたら、飽きることなくやってきてにゃあにゃあ鳴く。
食べる関係が多い。人も猫も同じ。
まだまだお猫さまホイホイはあるんだけど、長くなったので続きはまたの機会に。
今季ナンバーワン人気アイテム。
ちいさいのにパワーがすごい。
押し込んでも押し返される。
肩、腰、足の裏なんかを一人でも気軽にできる。
猫ホイホイとしても万能。
約10年つかっていまだ現役のタフなウィンドウベッド。
吸盤は紫外線で色焼けしてるけどまだまだ使えそう。
ノエルのお気に入りの秘密基地。
いなば食品、お前もか。
「世界の猫を喜ばす」がスローガンだったんじゃなかったのか。
猫って偏食だから代わりのおやつを見つけるの、大変ですよね。
そもそもSNSで流行っている告発を間に受けていいものやら。。
全国の愛猫家たちよ、いまの気持ちわかりすぎるよ。。
この作品を読みはじめてから、「ヤバいブツ」とか「カチコミ」とか、やたら言いたくなるんすよ。画力の高さ×極道⇔主夫業のふれ幅デカさ×毎回読みきりで、これまたヤバい作品ですぜ。