猫に苦い薬を飲ませるコツ
週末の朝、うちの猫が朝ケポを２回。
最初は毛玉２つをケポ、つづいて泡っぽいものを。
そのあと、５回トイレを往復してエアちっち。
５回ともにトイレに排泄物はなし。
朝のケポはわりと日常。
体重制限でカリカリ少なめだから朝はお腹がすくみたい。
カリカリを出すと一気に口にしてそのままケポってことが多い。
ただエアちっちはこれまでほぼない。
うちの子は10歳なんだけどトイレの粗相はこれまでほぼない。
ちょっと大の方が緩めってことがたまにあるくらい。
うちの子はアメリカンショートヘア。
平均寿命は13歳くらいって言われている。
のんびり屋でマイペースの彼は年齢をあまり感じない若々しさがある。
ちなみにカメオタビーという珍しい毛色。
外見はクリーム色なんだけど地肌に近い部分は白っぽい。
だから口や顔の白髪が目立ちにくいのも、若くみえる原因かもしれない。
でも、そろそろ健康面で心配なお年頃だなって思っていたタイミングの出来事。
急きょかかりつけの病院へ連れていく。
検温、触診、レントゲン、エコー検査などなど。
待ち時間合わせて２時間かけての通院。
その結果、今のところ膀胱炎が原因では、との医師の見立て。
結石とか即手術のような大事ではなく、一安心です。
とりあえず1週間様子を見ましょうとお薬が３種類。
うち２種類は粉々にしておやつに混ぜれば余裕で食べてくれる。
問題はもう１種。こちらが膀胱を広げる作用がある薬。
とても苦いらしい。
さっそくうちの子にあげてみたが、やっぱり抵抗する。
大好きなおやつで釣ったり撫でながらあげたりと色々試してなんとか飲み込んでくれる。
よっぽど苦いのか、うちの子はその後しばらく人間不信に。
おやつで呼んでも逃げていく。
苦い方の薬は朝晩２回の３日分。
コンプリートするのは結構ハードル高い。
そこでその日２回目のお薬の時間。
彼の好きなマッサージガン、マイトレックスミニを試してみることに。
彼はこれが大好きで、人間がこれでマッサージをしはじめるとすっ飛んできて、横でゴロンして「やって！」アピールをしてくる。
とくに首まわりのマッサージが彼の好み。
マイトレックスのスイッチを入れてまずは彼を呼び出す。
ちゃんとやってきてゴロ寝。作戦開始である。
彼の右頬にマイトレックスのガン先をつけてマッサージ。
彼がウットリしている間にそっと彼の口角を押してあげる。
すると口があいてそのまま口が上に向くようにして、お薬ポン。
お薬を喉元にリリースしてあとは彼の喉をさすってあげる。
彼は懸命に吐き出そうとするんだけど、マッサージガンが気持ちいいし、撫でられて気持ちいい。
そのままゴックンしてお薬服用成功である。
今回はうちの子ノエルがマッサージガン大好きでうまくいった作戦。
マッサージガンを使わず、直接なでながら広角おさえてゴックン作戦でもいいかもしれない。
うちの子はこれまですこぶる健康だったので、今回のお薬ははじめてに近い。
猫にお薬を飲んでもらうの、結構、大変ですね。
お家だからってショートパンツ、ノースリーブ姿はNGですよ。
猫に抵抗されて噛まれる、引っかかれる可能性大です。
結局、苦いほうのお薬は僕が１回分ミスをしたけど2.5日分の服用に成功。
のこりのお薬も順調に飲んでくれてます。
ただ彼の好きなスープ状おやつでさえ用心して怪しむようになりました。。
週末また通院です。
ちなみにこのマイトレックス、普段は人の背中〜腰、足の裏をメインに。
アタッチメントはたくさんついてるけど、ほぼU字のものしか使ってません。
10分で自動オフ、これがちょうどいい長さ。
セルフでも気持ちいい。誰かにやってもらうともっと気持ちいい。
バッテリーも一日20分使っても1週間は余裕でもちます。
もともと知人へのプレゼント用に買って、その検証という口実のもとうちにも買ったもの。
我が家としては飽きずにほぼ日使ってます。合格点です。
最近イチオシの書籍はSNSでも話題になっていた現代のリアルプリンセスの英国留学記『赤と青のガウン』。
海外の空港でふつうは外交官がもつパスポートをプリンセスが出して、係の女性に「なんであなたがそれを？」って聞かれたときに、
返答に困ったが、「日本のプリンセスだから？」と正直に答えてみた。するとそのおばさん、3秒くらいの沈黙ののち「oh...」
ってもう、最高すぎでしょう！
この後も故エリザベス女王との会見の様子だとか、プリンセス目線の英国留学が存分に楽しめる。
また彬子女王の気さくで活発な性格が、まさに僕らがイメージするプリンセスそのもので、、読んでいてワックワクする。
え、あなたプリンセスなの？？？って相手がギョギョギョってするたびに笑えます。
うちの子ノエルにちゅ〜るをあげます。