不調のときは手を動かす
気圧の変化や疲れ、ストレスでちょっと調子が出ないときは、体は休めても手を動かすようにしている。
手を動かす作業に集中していると、その間からだの不調は忘れられるし、元気が蓄えられている気がする。
手だけ動かすのは、無理に全身を動かさなくてもいいのもいい。寝っ転がっても、布団のなかでも手は動かせる。
以前読んだ本で、われわれがスマホにハマってしまう原因は、スマホをタップしたりスワイプしたりする反復作業=太古から営まれてきた農耕や狩猟の中での反復作業が繋がるからでは、と書かれていた。
だから冬はお布団のなかでぬくぬくスマホをみることは、あったかぬくぬく+反復作業=遺伝子レベルで大好物なのだ。
なんだけど、ずっとスマホをしていると目が疲れるし、なんか達成感というものが希薄で、どちらかというと時間を無駄にしてしまったという思いの方が強い。
だったら、本を読み進める方が、何ページ読んだ、一冊読み切った達成感があって、一区切り感があって気分がいい。
キンドルアプリで読むよりも、書籍のほうがその実感が強い。
あと、こうやってダラダラと文字を打つのもいい。
頭の中でこんがらがった思考を文字化して、頭の中がスッキリする。
一つの文章のまとまりができる。
大袈裟にいうと、まっこと小さな小作品ができる。これも気分がいい。
あと、もうちょっと元気があれば料理もいい。
冬なら鍋。お肉、野菜、きのこを煮込めばいい。
味つけはお椀にもった時にヒマラヤ岩塩とごま油をかければ最高である。
余力があればご飯を炊く。面倒ならレトルトごはんをチンして。
冬ならこれで延々とご飯を食べられる。
お鍋のお肉のタンパク質、野菜のいろんな栄養、お米の炭水化物。冬の完全食だ。
食べてからだをあっためて、栄養とって元気になれる。ただし本調子でないときは、やりすぎや立ちすぎ厳禁で。
まとめると、なるべく体を動かさずに、手をつかって、何か形にする。
そうやっているうちに英気が養われることが多い。僕の場合。