夢百夜(10) 高校の仲間。はてしないかえりみち。
(けさみたとれたての夢のはなし。600字 1分でよめます)
青白い蛍光灯のともる一室で、高校生の仲間と宴会している。
むかし学校ですごしたいろんな仲間がごった煮状態。
それぞれ鍋をかこんだり談笑したりしている。
みためは当時のままで学生服も着てるのに、妻を引き連れているヤツもいる。
妻との関係が不穏のようだ。そいつは妻に説得したりあたまを下げたりしている。
とにかくみんなわしゃわしゃと笑い、ふざけあい、たのしそうだ。
かえりみち。
いつもの仲間と地下鉄の入り口まで歩いている。
むかしのように、ちょっとだらしないような歩きかたで。
地下鉄構内のロッカーに預けたものがあったので、さきに撮りにいった。
するとロッカー室は水びたしになっていて、ぼくの荷物がロッカー室にたまった水の上に浮かんでいた。
階段の段差を利用して、なるべく濡れないようにして荷物を取ろうとする。
手にしていた傘を伸ばして、荷物のとってにひっかけて、引き寄せる。
だめだ。傘の持ち手の部分が取れてしまった。
そのとき後ろに仲間の何人かがきていて、みんなでなかなか荷物が取れない様子を笑いあった。
なんとか荷物も傘も無事とった僕らは駅構内の道にもどる。
のこりの仲間は駅構内の脇にあるファストフード店にいた。
そういえば腹へったよな、と誰かがいった。
みんなすでに好みのジャンクフードを味わってるような顔つきで、お店にはいっていく。
まだまだ道草は終わりそうもない。
きょうの一冊
まんがで読破シリーズのkindle版の10作品がそれぞれ11円のセール中。
きょうはそのなかから3冊を購入。
『カラマーゾフの兄弟』とか、ぶ厚くてストーリーがなかなかすすまなくて、何度挫折したことか。。まんが文化バンザイ。
でもいつか原作にも当たりたい。
ちょっとはいりづらい作品をよむ前の、下地づくりにもまんがで読破シリーズはべんりです。