都会と田舎のバランス
最近は刺激的な出来事もそんなに無くて中々インプットアウトプットが出来ていない。今日は用事で浦和まで車で行ってきたのでその事と思ったことを書き記しておきます。
僕の住む街は所謂田舎と呼ばれるところで全然栄えていないし、中々に不便だ。もうちょっと○○だったらなと思うことがしょっちゅうある。だけど僕は都会があまり好きじゃない。忙しさ、喧騒が目に見えて分かってしまって人の多さや街の色合いに気持ち悪さを抱いてしまう。
大宮の街を車で通ったのだが、そこにはその僕の嫌いな都会があった。街全体として人の感情というのが見えづらい感じ。優しさが無い。でもそこを抜けて着いた浦和の街並みは僕の好きな雰囲気の街だった。色合いが暖かくて(景色がという意味じゃ無くて僕の中のフィルターを通した色のこと)、人がちゃんと生活を営んでいるということが分かる。都会である部分と人が生活する中で出るある種の汚れた部分がちょうど良く混ざり合っている感じがする。いろんな色が混ざり合っているけど決して黒では無い。すごく好きな空気が流れていた。
なぜなんだろう。東京のベッドタウンだから?それもあるだろうけれど、それとはまた違う調和の取れた素敵な雰囲気の街だと思った。
4月からこの街に住むことになる。生まれ育った故郷も好きだけど、僕はこの町での暮らしがちょっと楽しみになった。