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Claudeと作る日本昔ばなしオマージュ作品

最近はGPTsを使う時以外はほとんどClaudeを使っています。(あとPerplexity)

Claudeは日本昔ばなしを理解しているので、試しに「ももたろう」をヒントにして「トマトたろう」を作ってもらいました。

はい、「ももたろう」をヒントにした「トマトたろう」の童話を創作してみましょう。こちらは完全にオリジナルの物語になります。

むかしむかし、ある村に年老いた農家の夫婦が住んでいました。二人は子供に恵まれず、毎日畑仕事に励んでいました。

ある日、おじいさんが畑で大きなトマトを見つけました。家に持ち帰ると、おばあさんと一緒にそのトマトを切ろうとしたところ、中から元気な男の子が飛び出してきました。夫婦は大喜びで、その子を「トマトたろう」と名付けて育てることにしました。

トマトたろうは、すくすくと成長し、村一番の頑丈な若者になりました。ある日、村が野菜泥棒の妖怪に悩まされていることを知り、トマトたろうは退治に向かうことを決意しました。

道中、トマトたろうはキュウリ侍、ナス忍者、ピーマン武士と出会い、仲間にしました。彼らはトマトたろうの勇気に感銘を受け、共に妖怪退治の旅に出ることにしたのです。

一行は協力して難関を乗り越え、ついに妖怪の城にたどり着きました。激しい戦いの末、トマトたろうたちは妖怪を倒し、盗まれた野菜たちを救出しました。

村に凱旋したトマトたろうと仲間たちは、村人たちから英雄として称えられました。そして、トマトたろうは両親と再会し、幸せに暮らしました。

その後、村には平和が訪れ、畑には美味しい野菜がたくさん実るようになりました。トマトたろうの勇気と友情の物語は、代々語り継がれていったのです。

めでたし、めでたし。

決して面白くはないけど、しっかりとストーリーをなぞっています。
これ、無限に新しい童話台本が作れるので、coefontなどの音声系AIと、いくつかの場面をmidjourneyで生成してCapcutで編集すれば紙芝居動画がたぶん1時間かからずに作れますね。
童話や昔話系のYouTubeチャンネルは再生数が取れるものも多いし、ゆったりBGM入れて寝かしつけ動画にしてもいいかもですね。

では、少しひねって、現代版ももたろうとして、新社会人になったももたろうが不正を働く上司の罪を暴くストーリーは作れるのか試してみましょう。

はい、現代版の「ももたろう」を新社会人として描く物語を創作してみましょう。不正を働く上司の罪を暴くというテーマで、社会派の要素を取り入れたストーリーを作ります。

「現代版ももたろう:正義の新入社員」

桃井太郎(ももいたろう)は、大手ITベンチャー企業「フルーツテック」に入社したばかりの新社会人でした。学生時代から優秀で、正義感の強い太郎は、夢と希望を胸に抱いて初出社の日を迎えました。

入社後すぐに、太郎は自分の直属の上司である梨本部長の不自然な行動に気づき始めます。会社の機密情報が競合他社に漏れていることが判明し、社内で緊張が走る中、太郎は梨本部長が深夜にオフィスに忍び込む姿を目撃します。

真相を突き止めようと決意した太郎は、同期の栗林さくら(システムエンジニア)、先輩の柿沢けんご(経理部)、そして人事部の柚木みかん(新人研修担当)と協力することにしました。彼らはそれぞれの専門知識を活かし、証拠集めに奔走します。

調査を進めるうちに、太郎たちは梨本部長が会社の機密情報を競合他社に売り渡し、その見返りとして多額の資金を受け取っていたことを突き止めます。しかし、証拠を集める過程で、彼らは会社のセキュリティシステムに不正アクセスせざるを得ない状況に追い込まれてしまいます。

真相を告発すべきか、それとも証拠収集の手段が違法だったことを考慮して黙るべきか。太郎たちは苦悩します。しかし最終的に、会社と社会のために真実を明らかにすることを選びます。

彼らは慎重に計画を練り、全社員が参加する会議の場で証拠を提示。梨本部長の不正を暴くとともに、会社のセキュリティシステムの脆弱性も指摘しました。

最初は混乱に陥った会社でしたが、太郎たちの勇気ある行動は多くの社員から支持を得ます。結果として、梨本部長は逮捕され、会社は大規模な改革を行うことになりました。

この出来事をきっかけに、フルーツテックは従業員のコンプライアンス教育を徹底し、内部告発制度を整備。太郎たちは、正々堂々と真実を追求する勇気の大切さを社内に浸透させた功績を認められ、新しい特別チームのリーダーに抜擢されました。

太郎は、現代社会における「ももたろう」として、正義と誠実さを持って働き続けることを誓いました。彼の物語は、多くの若者たちに勇気と希望を与え、企業倫理の重要性を社会に問いかける象徴となったのです。

入りから「桃井太郎」という名前を付けてきたのでお茶吹きました。
かなり半沢直樹のエッセンスを感じる作品になりましたね。

最後に「おむすびころりん」をオマージュした作品を作ります。
ちょうど家でアイムドーナツを食べていたので、こう投げてみました。

日本で人気で長時間並ばないと買えない「アイムドーナツ」というドーナツ屋があります。ここの「カスタードクリーム生ドーナツ」をおむすびの代わりにしてください。 また、おじいさんは港区女子に変えてください。

返ってきた回答がこれです。

「アイムドーナツころりん」

東京の港区に、はらみという若い女性が住んでいました。はらみは週末になると必ず、話題の店「アイムドーナツ」の前に長蛇の列を作り、噂の「カスタードクリーム生ドーナツ」を手に入れるのが日課でした。

ある晴れた土曜日、はらみはついに手に入れた特別なドーナツを持って、六本木ヒルズの展望台へと向かいました。東京の眺めを楽しみながら、待ちに待ったドーナツを味わおうと胸を躍らせていました。

しかし、ドーナツに手を伸ばした瞬間、それははらみの指をすり抜けてころころと転がり出しました。「カスタードクリーム生ドーナツころりん、すっとん」とはらみが呟くと、驚いたことに床に現れた小さな穴から、かすかな音楽が聞こえてきたのです。

興味津々ではらみが穴をのぞき込むと、突如、彼女は穴の中へと吸い込まれていきました。

目を覚ますと、そこは小さな妖精たちが暮らす不思議な世界でした。妖精たちははらみのドーナツを美味しそうに頬張りながら、歓迎のティーパーティーを開いてくれました。

パーティーが終わりに近づくと、妖精たちははらみに感謝の気持ちを込めて、魔法のスマートウォッチをプレゼントしました。このウォッチを使えば、「アイムドーナツ」の行列に並ぶことなく、人気商品を注文できるというのです。

現実世界に戻ったはらみは、魔法のスマートウォッチのおかげで、毎日違う種類のドーナツを楽しめるようになりました。並ぶ時間が省けたことで、はらみは新しいヨガ教室に通い始めたり、長年の夢だった料理教室にも参加したりと、生活がより豊かになっていきました。

一方、はらみの話を聞いた欲張りな同僚の麻衣は、同じように魔法のスマートウォッチを手に入れようとしましたが、並ぶことすら面倒くさがって諦めてしまい、結局何も得られませんでした。

この物語は、小さな努力の積み重ねが予想外の冒険や幸せにつながることを教えてくれます。そして、日々の生活の中にある小さな幸せを大切にすることが、より豊かな人生への扉を開くこともあるのです。

六本木ヒルズからドーナツ落としたところで一回笑ったのですが、その後ティーパーティー、魔法のスマートウォッチ、ヨガ教室となかなかクオリティの高い作品になりました。

このように、適当な設定を考えて投げるだけでそれなりなクオリティのストーリーを作ってくるので、作家さんとか芸人さんとか生成AIで発想拡げられそうだよなぁ、などと思いました。

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