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ロンドン大学 セーリングチーム 「日本人サッカー選手が海外で成功しにくい理由」
Hiya ⛵️
今日は僕が所属しているロンドン大学のセーリングチームについて紹介していこうと思う。留学してる人たちの中でも、こういったちゃんとしたスポーツチームに入っているのはすごく珍しんじゃないかと思いブログに書くことに決めた。
サブタイトルの「日本人サッカー選手が海外で成功しにくい理由」についても後半に言及して行くのでご安心を。
ロンドン大学には様々なスポーツチーム(サークルではなく部活)があり、僕はセーリングチームに所属している。なぜかというと僕は自分の人生で8年間、セーリングのクラブチームに所属していたという経歴がある。
『セーリング???』←というのがみんなの率直なリアクションだろう。
それはマイナースポーツの宿命であろうだろうから。仕方がない。
最初にセーリングというものをみんなに説明する。
競技用ヨットという小さい帆のついたボートでレースを行うのがセーリングという種目であり、スタートからフィニッシュまでの着順で順位を競う。ちなみにちゃんとオリンピックにも登録されている。
もちろんエンジンやモータなどましてはオールなんてついていない。
文字通り風の力だけで進むのだ。
しかしセーリングといってもいろんな二人乗りだったり、一人乗りだったり、ヨットの種類だったりたくさんありすぎて、一概には言えない。
普通のセーリングは個人競技なのだがイギリスの大学セーリング界はチームレースという形式を取っている。
丁寧に説明するとすごいややこしいので簡単にいうと
1艇、二人乗りヨットの
3艇 vs 3艇のチーム戦。
ボートをいかに早く走らせるかということはもちろんのこと、いかに相手を邪魔したり、違反を誘ったり、仲間を助けたりなど連携と戦略、フィジカル、メンタル、またその状況、状況に対して瞬時の判断が求められるチームスポーツだ。
レース前のミーティング、チームメンバーと細かに戦略を立てたり、レース中も叫びあったりなんだりと、日本語ならまだしも全て英語でこなさないといけないから大変。
またセーリングにおいては部品や船の動き、ルールに対して日常会話に出てこない専門的な用語が出てくるのも厄介だ。もうほんと勘弁してくれ。
それに加えて、このロンドン大学チームはイギリス人がいるが多いわけではなく、日本の僕(一人だけ)を加え、ロシア、スペイン、ハンガリー、ギリシャ、アメリカ、シンガポール、スイス、アイルランドなどなど様々なメンバーによって構成されていてもうなんか国連軍みたいな感じだ。
こういうメンバーがいることにより、いろんな英語、アクセントが部内を飛び交うため、僕はセーリングにきてるのにセーリングよりもリスニングに集中しなければいけないという現象が生じている。
またメンバーとの信頼関係を築くためには、当たり障りのない話ばかりではなく、深い話をしなければならないし、自分をもっと出す必要がある。簡単に言うと自分がどういう人間か理解してもらうっていうこと。シャイな日本人にとって自分からグイグイ行くのは簡単ではない。
イングランド内の遠征に行った時もまだ馴染むことができなくて、苦労したし現在進行形でぶつかり続けている壁である。
こういう一つ一つの要素が積み重なってストレスになったり、メンバーに気を遣う事で自分のプレーが思い通りにできないことだってよくある。
僕の経験をここまでざっと書いてみたがここでサブタイトルの
「日本人サッカー選手が海外で成功しにくい理由」というものがわかっただろう。
ほとんどの皆さんは知らないと思うけど、ヨーロッパには今まで多くの日本人が挑戦している。しかし点を決めたり、活躍しない限り、ニュースはこの東アジアの島国まで届かないのが現状だし、スポーツの世界といったものだろう。
その逆境の中で結果を残し続けたのが、長友選手、本田選手、長谷部選手を筆頭とする方達であり、日本代表に選ばれている。でも彼らは本当に本当に一握りだ。
逆に国内ではすごい結果を残しているのに海外に行った途端に活躍できなくなった選手だってたくさんいるし、海外に渡ってそのまま活躍出来ず、日本のリーグに帰って来てる人選手の方がたくさんいる。
僕は学生なので学業が第一だが、サッカー選手は今後の人生の成功がかかっているし、僕なんかよりとてつもないプレッシャーを感じていることは言うまでもない。
まとめると言語の壁がある海外という全く違う環境だったり、日本人の性格などが起因して成功することを難しくしている。
そういえばついこの間、ザウツブルグからプレミアリーグの名門リバプールFCに日本の南野選手が移籍した。同じイギリスにいる日本人として、彼が成功することをひたすら願うばかりだ。
と自分の意見を書いてみたがこれはほんの一部の要因かもしれないし、他にも色々あるかもしれない。僕の意見が絶対正しいとか思ってないし、ただの一個人の意見として受け止めてくれると嬉しい。
それではここのへんで
cheers⚽️
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