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世界のkindergarten155

2020/12/07
こどもの居場所を創る建築家。
mission
「世界中から保育園・幼稚園を選べる世界に」
0歳から5歳のこどもには体験・体感は教えることができない。をモットーに日々活動。又、教育者として、京都建築大学校の非常勤講師としても活動中。

今週も世界の幼稚園建築物への散歩。
本日紹介するのは、アンドラにある幼稚園(kindergarten)です。

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今回のようちえん、複合施設として大きなプロジェクトの一環を担っている建物でありデザインをしています。
その中でも、建物として面白いのが20種類の粒の組合せで連続したテラゾ舗装と音響セラミック片により構成されたフローティングファサードです。

このブーメランのような天井とてもユニークですよね。
見た目も面白いし、音響セラミック片を使用しているので、音響についても効果が得られる代物となっています。
そしてなんといっても、20種類の粒の組合せで連続したテラゾ舗装ですよね。
舗装の粒が20種類の素材からできている。
ということが、こどもたちにとって素晴らしい体験になること間違い無いですよね。
なぜなら、20種類数えるこどももいれば、好きな柄や色を見つけるこどももいたり、その行動となる内容は様々です。
この行動となって現れた表現力が、こどもたちに備わった個性であったり興味関心です。

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こ私たち建築家として、こどもたちの能力を見つけることができる1つのツールですよね。
色であったり形、そして素材です。
今回のようちえんでは、20種類の素材に触れることが毎日の日常で触れるようにデザインされています。
デザインということは、目に見えて視覚情報として捉えることができる。
ということですよね。

毎回同じこと書いておりますが、視覚情報が大事ですよ!!
ということをこれからも伝えていきます。

「こどもたちの興味関心を引くには、視覚情報が1番です。
なので、空間もそうですが、質感、表現力がこどもたちに取って一番の有益な情報になります。
興味を持ち、それから触覚や感覚・舐めるといった行動につながります。」

まだまだ世界には日本では感じることができない建物がたくさんあります。
これからも、参考にしてもらえるような建築物を発見していきます。

よろしければフォローをお願いします。

また、建築家としても活動しておりますので
簡単なご相談がありましたら、お申し付けいただければと思っています。

参考ページ
https://www.archdaily.com/14204/ordino-complex-arteks-arquitectura?ad_medium=widget&ad_name=category-educational-architecture-article-show


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