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世界のkindergarten173

2021/01/19
こどもの居場所を創る建築家。
mission
「世界中から保育園・幼稚園を選べる世界に」
0歳から5歳のこどもには体験・体感は教えることができない。をモットーに日々活動。又、教育者として、京都建築大学校の非常勤講師としても活動中。

今週も世界の幼稚園建築物への散歩。
本日紹介するのは、インドにある幼稚園(kindergarten)です。

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今回のようちえんは意図して屋外教室を取り込んでこどもたちが自ら学ぶ空間を選べるようにできるようにデザインされたようちえんです。
屋外教室同様にたくさんの素材についてもしっかりこどもの可能性を考えられて使用されています
フローリング、セメント板などこどもたちが触れる素材は土っぽいものを選定しています。
なぜそのような素材を選び屋外教室などこどもたちが自ら空間を選び学べるようにしているかは、しっかりこどもの活動を研究されているからです。

今回の建築家の方は、しっかりこどもの活動を把握しそしてこどもは自ら学ぶ力がある事を知っていたため、このように自然素材と屋外をようちえんに取り込むデザインをしています。

日本でも仙田教授がこどもの遊びを数値化して遊びからこどもの学びを検証し、実証されていますが、インドでも同じように研究からこどもの学びと遊びを結びつけてようちえん建築に取り入れています。

そしてこのようちえんでは、屋外教室がありますが屋根をルーバーにしているため
太陽の位置と季節で影の長さや角度など体を通して体験し、学べるようにもしています。

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全ては視覚情報からこどもの好奇心をくすぐり、どのように行動するからはこどもに任せているからこそ、たくさんの学びにつながる遊びを自ら考え行動してくれます。

毎回同じこと書いておりますが、視覚情報が大事ですよ!!
ということをこれからも伝えていきます。

「こどもたちの興味関心を引くには、視覚情報が1番です。
なので、空間もそうですが、質感、表現力がこどもたちに取って一番の有益な情報になります。
興味を持ち、それから触覚や感覚・舐めるといった行動につながります。」

まだまだ世界には日本では感じることができない建物がたくさんあります。
これからも、参考にしてもらえるような建築物を発見していきます。

よろしければフォローをお願いします。

また、建築家としても活動しておりますので
簡単なご相談がありましたら、お申し付けいただければと思っています。

参考ページ
https://www.archdaily.com/931616/the-outdoor-classroom-studio-infinity?ad_source=search&ad_medium=search_result_projects


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