見出し画像

世界のkindergarten135

2020/11/13
こどもの居場所を創る建築家。
mission
「世界中から保育園・幼稚園を選べる世界に」
0歳から5歳のこどもには体験・体感は教えることができない。をモットーに日々活動。又、教育者として、京都建築大学校の非常勤講師としても活動中。

今週も世界の幼稚園建築物への散歩。
本日紹介するのは、フランスにある幼稚園(kindergarten)です。

画像1

今回のようちえんは街に面した新しいイメージを創り出すために、木に囲まれた木造園舎をデザインしています。
今までとは違う考え方ですよね。
街の中に木のモニュメントとして表現する。
という方向性を先に決めています。
そして、ようちえんとして、自然との共存としてのメッセージも含めています。
このメッセージは街に対してになりますので、こども乳幼児期には伝わらないですが、幼少期に過ごした体験として、あとから知ることにつながったりします。

乳幼児期のこどもにとって、そのメッセージはその時点では伝わらないですが、
樹木を見て触れてという体験ができます。
この体験がこどもの可能性を広げる役目を担っていきます。
自然に対してのメッセージで樹木のファサードを設けているので、そこから、建物以外の樹木に興味を持つこともできます。
なので、園としてのメッセージを理解はしていないのですが、
興味関心から樹木から、林や森に興味を持つこどもも現れてきます。
この、体験から木に興味を持ち、木に生息する昆虫に興味が移って行ったりしますので、
自然との共存という意味ではこどもたちが体現してくれていきますので、素晴らしいサイクルですよね。

画像2

毎回同じこと書いておりますが、視覚情報が大事ですよ!!
ということをこれからも伝えていきます。

「こどもたちの興味関心を引くには、視覚情報が1番です。
なので、空間もそうですが、質感、表現力がこどもたちに取って一番の有益な情報になります。
興味を持ち、それから触覚や感覚・舐めるといった行動につながります。」

まだまだ世界には日本では感じることができない建物がたくさんあります。
これからも、参考にしてもらえるような建築物を発見していきます。

よろしければフォローをお願いします。

また、建築家としても活動しておりますので
簡単なご相談がありましたら、お申し付けいただければと思っています。

参考ページ
https://www.archdaily.com/283176/ecole-maternelle-la-venelle-gaetan-le-penhuel-architectes?ad_medium=widget&ad_name=category-kindergarten-article-show


いいなと思ったら応援しよう!