世界のkindergarten168
2021/01/09
こどもの居場所を創る建築家。
mission
「世界中から保育園・幼稚園を選べる世界に」
0歳から5歳のこどもには体験・体感は教えることができない。をモットーに日々活動。又、教育者として、京都建築大学校の非常勤講師としても活動中。
今週も世界の幼稚園建築物への散歩。
本日紹介するのは、カナダにある幼稚園(kindergarten)です。
今回のようちえんですが、こどもの好奇心、興味、可能性をデザインで表現し視覚情報に表した建物です。
この好奇心や興味、可能性を表現することができるのは、質感や素材です。
そしてそれはこどもの視覚情報に表面として目に飛び込んできます。
この表面がどのようにしてこどもの興味関心を引くことができるのか。
を考え抜かれたデザイン表現をしています。
太陽の光には、熱や反射。
デザインによってたくさんの表現ができます。
それは、素材によってできる事です。
なので、よく本物に触れて欲しい。
という方がいらっしゃります。
まさに、本物。
素材は、木・石・鉄と様々な自然環境にあるものが本物と言われる所以は、こどもたちはたくさんの発想や感受性が豊かなので、私たち大人が教えることができないことでもモノやコトに触れることで学べる。という事です。
屋外、屋内関わらず
水、光、空気、重力、植生、季節を意識してデザインされていますので
こどもは環境からたくさんのことを学べるきっかけとして提案されています。
ここで気付いて欲しいのは
あくまできっかけ。ということです。
こどもたちに私たちがこれに触れて学びましょうね。
という事ではなく、こどもたち自ら興味関心を持って触れてくれる。
こどもには個性があります。
そしてこどもは興味があるモノについてはすぐに行動してくれます。
また、その行動は何度も何度も繰り返し行う素直な感情があります。
その行動が、こどもの創造性を作り出してくれます。
そして、興味関心から新しい可能性のドアを1つづつあけていくことができます。
毎回同じこと書いておりますが、視覚情報が大事ですよ!!
ということをこれからも伝えていきます。
「こどもたちの興味関心を引くには、視覚情報が1番です。
なので、空間もそうですが、質感、表現力がこどもたちに取って一番の有益な情報になります。
興味を持ち、それから触覚や感覚・舐めるといった行動につながります。」
まだまだ世界には日本では感じることができない建物がたくさんあります。
これからも、参考にしてもらえるような建築物を発見していきます。
よろしければフォローをお願いします。
また、建築家としても活動しておりますので
簡単なご相談がありましたら、お申し付けいただければと思っています。