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世界のkindergarten157

2020/12/10
こどもの居場所を創る建築家。
mission
「世界中から保育園・幼稚園を選べる世界に」
0歳から5歳のこどもには体験・体感は教えることができない。をモットーに日々活動。又、教育者として、京都建築大学校の非常勤講師としても活動中。

今週も世界の幼稚園建築物への散歩。
本日紹介するのは、フランスにある幼稚園(kindergarten)です。

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今回ご紹介しますようちえんは、農家のすぐ近くで古い建物を利用したようちえんとなっています。

このような文化や景色に触れることでこどもの可能性という能力も引けあげる要因となります。
なぜなら、文化遺産のような建物には、工業系の商品がまだまだ少なかった時代なので
素材など、こどもたちが触れるところが自然素材で建築されていることが多いです。
なので、左官仕上げなどの塗り物も、漆喰や、珪藻土などが使用されていたり、巾木や窓の枠やサッシが木材で作り上げられていたりします。

そうすると、こどもたちの日常ではその空間で遊ぶことになるので、視覚情報で捉えて興味あるところは触れていきます。
そういう空間で何度も同じ体験をしていくことで、頭の中にイメージを起こしていきます。
どんなイメージを起こすのでしょうか。

それは、こどもたちの感性・個性にしたがって頭にイメージを創り込んでいきます。
この時に、個性や感性が伸びるきっかけにもなります。
こどもは、素直に表現できる自由度があります。
それは、私たち大人のように経験もなければ、知識もないからですよね。
まっさらなキャンパスに自分たちの思いの丈を振り絞って毎日、1日1日行動しています。
なので、明日にしたい。という思いなんてさらさらないんですよね。
今日、この瞬間にしたいことをしようと足を動かし手を動かして、体で体験していきます。
この、体験から、自分の体の事を理解することにもつながります。
手を動かした先は、指先を使ってものを掴んだりしますよね。
この動作が遊びでずっと行われるということですよね。

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なので、いい建物だから子供が成長する。
ということではなくて、どんな環境で子供が学ぶのかをしっかり観察する必要がある。
ということです。

毎回同じこと書いておりますが、視覚情報が大事ですよ!!
ということをこれからも伝えていきます。

「こどもたちの興味関心を引くには、視覚情報が1番です。
なので、空間もそうですが、質感、表現力がこどもたちに取って一番の有益な情報になります。
興味を持ち、それから触覚や感覚・舐めるといった行動につながります。」

まだまだ世界には日本では感じることができない建物がたくさんあります。
これからも、参考にしてもらえるような建築物を発見していきます。

よろしければフォローをお願いします。

また、建築家としても活動しておりますので
簡単なご相談がありましたら、お申し付けいただければと思っています。

参考ページ
https://www.archdaily.com/368175/rehabilitation-of-the-farmer-cure-in-a-nursery-and-two-apartments-y-architectes?ad_medium=widget&ad_name=category-kindergarten-article-show


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