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世界のkindergarten171

2021/01/16
こどもの居場所を創る建築家。
mission
「世界中から保育園・幼稚園を選べる世界に」
0歳から5歳のこどもには体験・体感は教えることができない。をモットーに日々活動。又、教育者として、京都建築大学校の非常勤講師としても活動中。

今週も世界の幼稚園建築物への散歩。
本日紹介するのは、アメリカにある幼稚園(kindergarten)です。

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今回ご紹介しますようちえんは、森の中の村。というキーワードでデザインされています。
建物の周囲に樹木や芝生があり、建物もそうですが敷地全体をこどもの遊び場として建築デザインされているところがとても素晴らしいですよね。

こどもの遊び感覚として、建物の中・周りだけを遊びの空間とするのではなく敷地内全てがこどもの遊び場として開放されています。
なので、キーワードの森の中の村。
樹木に囲まれた敷地全体の中に建物が点在されているので、建物から建物へと移動する度に新しい道を見つけることができるように特定の道を設けずこどもの興味関心からいろんな道筋を見つけて、そしていろんな物を見て・触れて欲しい。
という願いがそのままデザインされています。

建物にそんなに予算がかけることができない。
そんな悩みも、敷地を通してこどもに学びの提供ができるようにたくさんの工夫がされているようちえんですね。

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なので、とても小さな建物ですが外壁は白い石を積み上げており、自然素材にこどもたちが触れることによって、心に訴える「感情からこどもは成長できる。」という事を表現しています。

このようちえんでは、自然に触れてそしてこどもがいろんな反応や行動に移すことができるように、開放的にデザインされていることも特徴です。
この開放的という感覚は建物に限らず敷地全体を通して言えるように設計されています。

毎回同じこと書いておりますが、視覚情報が大事ですよ!!
ということをこれからも伝えていきます。

「こどもたちの興味関心を引くには、視覚情報が1番です。
なので、空間もそうですが、質感、表現力がこどもたちに取って一番の有益な情報になります。
興味を持ち、それから触覚や感覚・舐めるといった行動につながります。」

まだまだ世界には日本では感じることができない建物がたくさんあります。
これからも、参考にしてもらえるような建築物を発見していきます。

よろしければフォローをお願いします。

また、建築家としても活動しておりますので
簡単なご相談がありましたら、お申し付けいただければと思っています。

参考ページ
https://www.archdaily.com/777586/khabele-elementary-expansion-derrington-building-studio?ad_medium=widget&ad_name=recommendation


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