【残存風景】 01_柞原八幡宮
2019年9月11日。柞原(ゆすはら)八幡宮。
創建は天長四年(西暦827年)。
国指定重要文化財を展示する、由緒正しき八幡宮。
大分市内では有数の歴史ある神社。
山間にあり、木が生茂るとても雰囲気がある場所です。
参道には樹齢三千年以上になる大楠があり、
その存在感は圧倒的。
大分市の西側、温泉で有名な別府市との県境辺りに位置しています。
宇佐八幡宮の分霊地として創建されたと伝えられているようです。
西大分の「かんたん」付近にある「柞原八幡宮仮宮(お旅所)」から
柞原八幡宮に向かうと、大きな鳥居が目に入ります。
ここから参道が始まりますが、メインは車道です。
そしてそんな車道が4kmほど続き、やっと八幡宮下の階段に辿り着きます。
歩いて楽しめるかというと全く楽しめません。
残念ながら。
もう少し参道も楽しんで味わえる様にすればいいのに…
などと、勝手な気持ちを持っています。
参道の件はこれから、ということにして
現状では「柞原八幡宮仮宮」がある「浜の市」は、賑やかではありませんが
商店が並ぶ通りもあり、名物の「志きし餅」は美味しく、
「かんたん」の港までもすぐ近くなので、海辺の広場で楽しめます。
肝心の柞原八幡宮は、かなりの歴史を感じられ
木々で覆われた荘厳な雰囲気は、なんとも言えない良いもので
訪れる価値が間違いなくあります。
階段がきついですけど。
心を沈めるため、清めるため。
樹齢三千年の木にパワーをもらうため。
柞原八幡宮を訪れるのは最適かもしれません。